最近、過去の銀製の勲章や記念章のコレクションに ハマっていて色々と集めています。
今回は 大正と昭和の大禮記念章(たいれいきねんしょう)です。
いくつか手に入れたので紹介したいと思います。
まずは大正の大禮記念章です。
この記念賞は、1915年(大正4年)11月に行われた即位の大礼や大嘗祭に参列し、その要務に携わったことを称える記念章です。
皇室典範と登極令の制定後、初めて行われた大正天皇の即位の礼は、1915年(大正4年)11月10日に京都御所の紫宸殿で執り行われました。
本来は1914年(大正3年)に予定されていましたが、昭憲皇太后の崩御により1年延期されました。
この記念章は銀製で、表には金の菊花御紋章、左側に橘、右側に桜の枝、そして万歳幟がデザインされており、裏面には「大禮記念章 大正四年十一月」と刻まれています。
重量は20g ほどです。胸掛けの金具部分が大きいのが特徴です。
次には昭和の大禮記念章です。
こちらは縁あって3つも手に入れてしまいました。
この記念章は昭和天皇の即位を記念して、昭和3年8月に制定されたものです。
昭和3年11月に行われた即位の大礼や大嘗祭などの式典に関わり、要務を担当したり参列したことを讃えるために作られました。
章は銀製で、表面には高御座と菊花御紋章、「萬歳」の文字が刻まれています。裏面には「大禮記念章 昭和三年十一月」と記され、箱の上蓋には「昭和 大禮記念章」と書かれています。
重量は16g 程です。メダル 本体だけなら14g ぐらいかもしれません。
3つの記念章のうち2つ分は 元箱が付属していました。当時物です。この2つ、若干 仕様が違うような…当時の製造元が違うんですかね?造幣局製ではないのかな?
勲章、記念章、メダルなどは流通硬貨と違って 流通による摩耗などが発生しないので 元形状が保たれた程度のいいものが多いと思います。
また銀狩としてもマイナー記念章として安く手に入れられるケースが多いです。
だいぶ 集まってきました!
以上、参考になりましたら幸いです!
おまけ
大日本国防婦人會員章も手に入れました!
大阪瓦町四 田中旗店で製造されたものみたいです!
コメント