企業型確定拠出年金(企業型DC)の攻略について は以前のブログで紹介しましたので参考にして下さい。
この度、26年勤めた会社の退職に伴い、企業型確定拠出年金の加入者資格を喪失しました。
まあ、個人的には勤め人は二度とするつもりはないので、未練も後悔もありませんが
勤め人ではないので、必然的に個人型確定拠出年金に移換することになります。
私の企業型確定拠出年金の最終的な資産評価額です。
運用金額343万円を評価額544万円まで増やせました。
攻略法①一番コストの安い外国株インデックス・ファンド一択にする
この攻略法のお陰です。もっと若い時に学んでおけばもっと増やせたんですが…
企業型DCですべて元本確保型で分散投資している方など、一度 自身のポートフォリオを見直してみては如何でしょうか?※投資は自己責任でお願いします。
個人型確定拠出年金の移換先ですが、私は楽天証券にしました。
楽天証券口座は元々開設済みですし、つみたてNISAやジュニアNISAも楽天証券で運用しています。
もし これから資産運用を始めるのであれば、楽天証券はおすすめですし、併せて楽天銀行の口座も開設して、自動スイープすれば、口座管理もかなり便利になります。
楽天証券への確定拠出年金の移換手続きには基礎年金番号が必要になります。
基礎年金番号は、年金手帳やねんきん定期便、ねんきんネット等で確認して下さい。
特にねんきんネットは将来貰える年金額なども試算できるので、自分の貰える正確な年金額を把握していない人は絶対に登録したほうがよいです。
特に『自分の老後は年金なんて期待できないしー』とか言っている人は絶対に確認しないとダメです。
次にiDeCoでの掛金情報の入力と掛金引落銀行の設定です。
前述の通り引落銀行は楽天銀行です。掛金情報は毎月定額とか、特定月にまとめて拠出とかできます。
あとは移換元の情報を入力すれば完了です。私の場合は移換元はJIS&T社になります。
楽天証券の審査は一日程度で終わり、その後は国民年金基金連合会の審査に移ります。
国民年金基金連合会の審査には1~2ヶ月程度掛かるようです。
私は8/25に楽天証券に申し込んで、9/19に国民年金基金連合会より郵送で通知が届きました。
1ヶ月は掛かりませんでした。
iDeCoへの加入審査が完了すると自分の個人資産が移換されます。
実際に移換された資産が証券口座に反映されるのは、更に1~2ヶ月程度掛かるようです。←イマココ
以下の通知書類が郵送で届きます。
✔国民年金基金連合会から:個人型年金加入確認通知書、個人型年金移換完了通知書
※残高移換のみの人は、個人型年金加入確認通知書は無し
✔JIS&T社から:口座開設のお知らせ、パスワード設定のお知らせ、お取引報告書
注意点としては、会社の退職で企業型確定拠出年金の資格を喪失してから、6ヶ月以内に移換の手続きをしないと特定運営管理機関に自動移換されてしまいます。
特定運営管理機関への自動移換後は資産が現金化され、その現金には利息も付かず、運用も出来ず、手数料も発生します。あまりいいことはないですね。
会社の退職を決意した際には、まずは証券口座を開設するのを忘れずに!
以上、参考になりましたら幸いです。
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