突然ですがみなさん、ゆでガエルってご存知でしょうか?
人間は長期間に渡る緩やかな環境の変化にはなかなか気付きにくい、といったことを表す言葉です。
釜の水の中に入れたカエルを徐々に時間をかけて加熱していくと、最終的に熱湯になって茹だってしまうということに例えているんですね。
いきなり熱湯に突っ込んだら流石にヤバいと思うでしょうが、徐々に時間をかけて環境が悪化すると、その悪環境に慣れて気付きにくくなってしまうんですね。
例えると、何十年もかけて徐々に経済環境が悪化するより、コロナショックみたいに一気に危機的状況に陥る方が、ヤバいと思って即対策や防衛をしますよね。
それでは、どうすれば ゆでガエルから脱出することが出来るのでしょうか?
勤め人であれば、新卒からひとつの会社にいるだけだと、その会社が標準になってしまうので、ゆでガエルになるリスクは高いといえます。
まずは自分がゆでガエル状態になっていないか自己認識する必要があります。
そのためには自分自身の市場価値を知っておく必要があるんですね。
勤め人は自分の労働力という商品を売る一人親方、言ってみれば経営者なので、その自分の労働力を市場に出したら幾らぐらいで売れるのか知っておく必要があります。
転職を推奨するわけではありませんが、転職活動はノーリスクで行なえます。
そこで自分の市場での価値、市場での需要を知っておけば、次の一歩に進めます。
転職することで給料が下がったり、大した転職先が無いのであれば、新しいキャリアやスキルを取得する必要が分かりますし、給与テーブルの低い会社、業界であれば、給与テープルの高いところに移ればいいのです。
そこで、この先は勤め人としての価値が先細りになると感じるのであれば、自分で新しく商売をはじめてみるというのもいいと思います。
事業家であれば、上手くいっていたビジネスモデルであっても いつかは下火になり終りを迎える日がきます。
そんなときに大切なのは、そのビジネスモデルの市場動向がどうなっているのか、周りの状況に気付くかどうかです。
勤め人であれば、今の仕事が順調だと感じていても、今の自分の市場価値を把握し、現在の市場のトレンドとはどういったものなのか、ということを定期的にチェックすることです。
学んで、行動して経済的自由への道を切り開いて、自分が自分らしく生きるために人生を構築していきましょう!
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