社内表彰でモチベーションを上げさせられる勤め人

事業

以前、私が勤めていた会社では、会社の創立記念日に社内表彰を行っていました。

過去一年間に功績のあった社員や部署、チームを表彰するといったものです。

製造業だったので、新規開発や特許取得社員などは特に手厚く表彰されていたと思います。

あと製造工場であれば、表彰される要件は 合理化などの原価低減の金額次第でした。

業務の功績以外にも 10年単位の永年勤続表彰や 交通安全、人命救助、ボランティア活動など社会的に功績のあった社員も表彰していました。

表彰のランクによって最大数万円程度の褒賞が貰えましたが、チーム単位で貰うと頭数で割ることになるので数千円程度の金額になり、打ち上げなどの飲み会代で消えてしまうこともしばしばでした。

表彰されるとこんな感じのクリスタル風の盾が貰えました。

私は在籍中、合計で10個近く貰いましたが、大体の価値も知っていたので知らぬ間に何処かにいってしまいました。

大変名誉な事と神棚に飾っているような社員もいました。

まあ こういった社内表彰は規模の差はあれ どんな会社でも行っているのではないでしょうか?

経営者目線で考えてみると社内表彰をするメリットとはなんでしょうか?

一つには、従業員のモチベーションアップです。

社内表彰を通して、他の従業員の前で表彰をされることや、その成果に対して褒賞が与えられることによって、今後の仕事へのモチベーションがアップすることが期待されるんですね。

給料やボーナスなど他の社員には分からない一般人事評価とは異なり、社内表彰制度という目に見える形で伝えることが大切なんです。

裏を返せば、社内表彰制度という低コストのイベントで社員はモチベーションを上げさせられているんです。

会社は社内表彰という投資に対し、従業員の人的資本のアップを狙っているんです。

このときの会社の投資とは、上層部の人件費、表彰社員の出張交通費、非稼働時間、飲食代、褒賞金、表彰盾、雑費などなどになります。

業績の良くない会社などは、なるべく低コストでイベントを打とうとするでしょう、そりゃあ なるべく少ない投資で人的資本をアップさせられるなら それに越したことはありませんよね。

社内表彰自体は、個々の優劣や序列、モチベーションアップ、チームの連帯感などを狙った会社のビジネスモデルのひとつなんですね。

他社に無い、世の中に無い、今までの技術では不可能だったものを可能とするような新規の技術、商品を従業員が開発したとしても、社内表彰で数万円貰って、特許を取ったとしてもそれは全て会社のものです。

その従業員が夜も寝ないで考えて開発したとしてもです。

一歩間違えれば『やりがい搾取』とも取られかねない構造です。

自分の商品を作る、自分の独自のビジネスモデルを作る前に、まずはそういったビジネスモデルを見抜く目を養う必要があります。

自分が自分らしく生きるために人生を構築していきましょう!

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