妻が独身のときに新車で購入した マツダ DE型 デミオ、車齢は12年でようやく慣らし運転 が終わったかなといったところです。
夏場になってから、カーエアコンをつけると ベルト鳴きがひどいのでオートテンショナーを交換することにします。
オートテンショナーの力が負けてしまって小刻みに動いています。
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このDEJFS デミオにはP3-VPS型のミラーサイクルエンジンが搭載されており、 CVT との相性もあってか燃費は20km/l近く走ります。
エンジンの補機類駆動用のベルトは2本あり、エアコンのコンプレッサーで1本、オルタネーターとウォーターポンプで1本です。
オートテンショナーを使っているのはオルタネーターとウォーターポンプのベルトになります。
コンプレッサーのベルトはテンショナーを使っていないタイプです。
まずは ベルトを取り外してからテンショナーを外します。
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左が今までついていた オートテンショナー、右がモノタロウで購入した新品のオートテンショナーです。
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モノタロウで購入した品番です。
マツダ品番:PE03-15-980C
全品10%オフの日を狙って購入しましたが それでも結構いい値段がします。
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スロバキア製なんですね。
確か純正のエアコンベルトはフランス製でした。
足回りの部品もフォード製だったのでマツダ車とはいえ もはや外車みたいです。
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もとから付いていたオートテンショナーの品番はPE01-15-980でした。
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AliExpress で 安価な中国製のオートテンショナーが購入できます。
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安価なものは色々と問題がありそうだったので、妻や娘が乗る車ですしマツダ純正品にしました。
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・純正品番が変わって設計変更されている。
・中国製の安価な部品が大量に出回っている。
これらのことから、設計変更前のオートテンショナーは設計品質に課題のあるパーツだったのかもしれませんね。
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オートテンショナーを取り外すには12のナットとボルトを外すだけです。
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狭いエンジンルームでの作業になりますので、手袋など保護具の着用を忘れずに!
またエンジンが十分冷めた状態で作業しましょう。
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ついでにベルト類も新品交換します。
エアコンベルトは三ツ星ベルトのスターフィットベルト『SF3PK790B』を使います。
同形状 同一長さの三ツ星のリブスターベルト『3PK790』もあるんですが、前述のようにテンショナープーリーを使わない箇所のベルトは、弾性率の低い芯線を使用した低モジュラスベルト、スターフィットベルトを使うのが正解です。
ただ テンショナーがない箇所のベルト交換になりますので結構な力技を要求されます。
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オルタネーターとウォーターポンプのベルトも新品交換します。
こちらは三ツ星ベルトのリブスターベルト『6PK952L』です。
952mmってずいぶん中途半端なベルト長さです。
6PK955か6PK950でも大丈夫かもしれませんが、専用長さ品みたいなので6PK952Lでいきます。
交換後は異音もなく、テンショナーも変な動きをすることも無くなりました。
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交換作業で一番大変なのはおそらく エアコンベルトの交換だと思います。
クランクプーリーのボルトに21mm のメガネレンチをはめてクランクを回しながらベルトをはめると比較的楽です。自力交換の自信のない方は交換用のSSTがあるようなので調べてみてください。
まー 最悪エアコンベルトが無くてもエアコンが効かないだけなので…
次のメンテナンスをやるのであれば エンジンマウントの交換か フロントロアアームの交換ですかね、我が家の家計のためにも このデミオ君にはまだまだ頑張っていただかないと…
以上、参考になりましたら幸いです。
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