久々にコインで何か作ってるみたいなぁと思い、コインリングを作製します。

今回は小丸で作ってみます。
小丸で作るのは初めてです😅

これを使います。

大正11年です。

とりあえずセンターに穴を開けます。
旭日は楽ですね。

バーナーで炙って内部応力を除去します。

こんな感じになります。
やりすぎると溶けてしまうので注意です。

ダイスブロックを使って加工していきます。

このくらいまで加工したらまた熱処理をします。

再度加工し、

熱処理をし、

加工、

熱処理、と繰り返します。

だんだんリングらしい形になってきました。
元々は平たい銀貨だと思うと不思議ですね。

リングストレッチャーに入るぐらいの大きさになれば次の段階に進めます。

こまめに熱処理を繰り返します。

亀甲タイプのリングにしたいので、コインの外周側を縮小させます。

やってしまいました😨
こまめに熱処理をしてたんですが、内周側に亀裂が入ってしまいました😫

幸い亀裂の初期段階だったので、削り取ることで 対処します。

全体的に歪みがあるので、プレス機で全体に荷重をかけて修正させます。

リングとしての形が決まったので、後は磨きに入ります。
2個のリューターを使って磨くと早いです。

だいぶ 綺麗に磨けました✨

ピカピカ具合にちょっと違和感があるので、硫黄粉末を使って若干硫化させます。



完成です!
若干 硫化したら いい感じになりました。
亀裂が入った時には 失敗したかなと思いましたが 何とかリカバーできました😅
本当は鳳凰の全体のデザインをリングに残したかったんですが、削り取ったことで半分ほどになってしまいました。
やっぱり 一度に大きく変形加工させるのはNGですね😫
以上、参考になりましたら幸いです!
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