フリマサイトなので売られている古い日本の勲章ですが、銀で作られているものが結構あります。
勲章は美麗、尊厳、品格の諸要素を兼ね備えることが要求されるので、多くの勲章は純銀、もしくは高品位の銀で作られているケースが多いです。
そんな日本の勲章ですが、メジャーな 勲章の一つとして 瑞宝章があります。
瑞宝章(ずいほうしょう)とは、国や地方公共団体の公務や公共的な業務に長年にわたり従事し、功績を挙げた人を表彰するために授与される勲章です。男女を問わず受けることができます。
瑞宝章の中でも非常に多く流通しているのが 勲七等瑞宝章もしくは勲八等瑞宝章だと思います。
どちらの瑞宝章も現在は廃止され、六等に統合されました。
そんな勲七等瑞宝章と勲八等瑞宝章ですが どんな違いがあるんでしょうか?
実際に入手してみましたので 現物を比較してみようと思います。
縁があって勲七等瑞宝章は2つ手に入れることができました。年代が異なるのか ケースの形状が異なります。
中身はこんな感じです!
略綬(りゃくじゅ)以外は大きな違いは見られません。
右の2つが勲七等瑞宝章の略綬です。
左側の勲章から順番に重量を測定します。
大きな差はないですね。
首かけを外した勲章本体の重量は 15g ぐらいでしょうか?
同じ順番で寸法 も測定します。
こちらもほとんど差はありませんでした。測定誤差範囲です。
今回の検証で勲七等瑞宝章と勲八等瑞宝章の勲章本体は同一であることが分かりました。
差があるのは略綬だけでした。
もしかしたら表面処理の違いなどがあるかもしれませんが、現状では腐食もあり判断がつきません。
また、中古で購入したものなので中身が入れ替わっている可能性もありますが、勲七等瑞宝章は2つ検証しているのでその可能性は限りなく低いと考えられます。
だいぶ 勲章のコレクションも集まってきました。
以上、参考になりましたら幸いです!
追加
色々と調べたら勲七等瑞宝章の方は金色に表面処理されており、色が違うみたいです!
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