在外貨幣の朝鮮5分銅貨ついて

日常
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最近、在外貨幣に興味があって少額な当時物コインを少しずつ集めています。

これは昔、購入した雑銭の中に入っていた5分銅貨です。

朝鮮の5分銅貨は、主に大韓帝国時代に発行された貨幣で、特に1892年から1901年にかけて流通していました。

この貨幣は、当時の貨幣制度において重要な役割を果たし、1圜が5両、50銭、500分に相当することから、5分はその一部として位置づけられています。

開国 505年(西暦1896年、明治29年)です。一部欠玉が見られますね。

この銅貨には、大字 小字といった手変わりが存在するようです。

大字: 大字版の5分銅貨は、文字が大きく、視認性が高いのが特徴です。このスタイルは、特にコインのデザインにおいて目立つため、コレクターにとって魅力的です。

小字: 小字版は、文字が小さく、より細かいデザインが施されています。このスタイルは、通常、発行年やデザインのバリエーションによって異なる場合があります。

朝鮮の5分銅貨は、1892年から1902年にかけて発行され、特に「開国」年号が刻まれたものが多く存在します。

大字と小字のバリエーションは、同じ年に発行されたコインでも異なるデザインが存在することを示しており、コレクターにとっては収集の楽しみの一部となっています。

材質は98%銅 1%錫 1%亜鉛で、重量は7.2g、直径は27mmです。

重量的には問題無いようです。

コインカプセルに格納しました。

この銅貨は仁川典圜局(仁川造幣所)で作られたものですが、当時の典圜局は朝鮮国内の悪貨の横行を防ぐことができず、結果として20年ほどで廃止されてしまいました。

1枚のコインが色々なことを教えてくれますね😆

以上、参考になりましたら幸いです!

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