日本に一枚と言われている銀貨を手に入れました!

日常

1910年 カナダの10セント銀貨です。

ジョージ5世の10セント銀貨は1910〜1936年に発行され、初年号の10セント銀貨は数が少ない特年らしいです。

日本国内においては この一枚しか現存していないそうです。

ホンマでっか😳

色々調べてみましたが、たしかに1910年号のは国内では流通していない感じでした。

まあ今はeBayとかでも簡単に海外のコインが買えるので、日本で一枚というのは アレかもしれませんが😅

かつてイギリス帝国はアメリカ、カナダ、オーストラリア、インド、エジプト、東南アジア諸国、アフリカ諸国を含む広大な地域を植民地として支配していました。

19世紀半ばから20世紀初頭にかけての時代は、「パクス・ブリタニカ」として知られ、イギリス帝国が最も繁栄した時期とされています。この時期、イギリスの軍事力と経済力を大きく支えたのはインドでした。

そんなイギリス帝国の王、ジョージ5世とは どのような人物だったのでしょうか?

ジョージ5世:激動の時代を乗り越えたイギリスの王

ジョージ5世(George V、1865年6月3日 – 1936年1月20日)は、20世紀前半のイギリスにおいて重要な役割を果たした王です。彼の治世は、第一次世界大戦や社会的・政治的変革の時代と重なり、多くの試練に直面しました。

海軍から王座へ

ジョージ5世はエドワード7世の次男として生まれました。当初は海軍でのキャリアを積んでいましたが、兄のアルバート・ヴィクターが早逝したため、王位継承者となりました。1910年に父の死後、王に即位しました。

戦時のリーダーシップ

ジョージ5世の治世で最も重要な出来事は、第一次世界大戦(1914-1918)です。彼は戦時中、国民を励まし、士気を高める役割を果たしました。戦場を訪問し、負傷兵を見舞う姿は、国民に大きな勇気を与えました。

王室の近代化

戦争中の反ドイツ感情を考慮し、1917年に王室の名前を「サクス=コバーグ=ゴータ」から「ウィンザー」に変更しました。この決断は、王室が国民と一体であることを示す象徴的なものでした。ウィンザー朝は現在まで続いています。

内政と改革

ジョージ5世の治世では、いくつかの重要な内政改革が行われました。1911年の議会法により、上院の権限が制限され、民主主義が進展しました。また、1926年の帝国会議では、イギリス帝国の自治領に広範な自治が認められ、これが後のイギリス連邦の基礎となりました。

家族と後継者

ジョージ5世はメアリー・オブ・テックと結婚し、6人の子供をもうけました。その中には、後にエドワード8世とジョージ6世となる息子たちがいます。エドワード8世は即位後に退位し、弟のジョージ6世が王位を継ぎました。

ジョージ5世の遺産

ジョージ5世は責任感と献身の象徴でした。彼の治世は、イギリスとその帝国にとっての転換期であり、多くの改革が行われました。彼の死後も、彼の影響力は長く続き、現代のイギリス王室の基盤を築きました。

ジョージ5世の人生は、挑戦と変革の時代を乗り越えたリーダーシップの一例として、今も多くの人々に尊敬されています。

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