雑銭の中から大量に出てきた小型50銭黄銅貨 、
状態の悪いものをバーナーで溶解してみようと思います。
小型50銭黄銅貨とは、昭和22年〜昭和23年にかけて発行された貨幣です。
直径: 1.9cm
重さ: 2.80g
品位: 銅600~700/亜鉛400~300
それまでの大型50銭黄銅貨にかわり、発行されました。
戦時中に大量に使っていた黄銅製薬莢などを貨幣に転用したらしいですね。
ちなみに 真鍮と黄銅は、どちらも銅と亜鉛を混ぜ合わせた合金で同じものです。真鍮は英語名の「Brass」に由来する慣用名で、JIS規格の名称は黄銅です。
銅65% 亜鉛35%の黄銅の融点は820℃とのことなので、バーナーでも十分溶解できるはずです。
こんな感じに小型50銭黄銅貨を投入し、
銀狩ファイヤー!!
1つの塊になりました!
融点の割には、銀の溶解よりも時間が掛かりました。
ほどよく 温度が下がったところで取り出して水冷させました。
異物の付着も少なくいい感じです。
裏側は若干異物が付着しています。
せっかくなので磨いてみます。
結構いい感じになりました!
映り込みヤッバイ!
何か楽しくなってきたので 何個か作製しました、ジャンク銀が混ざってるやつもあります。
今回、黄銅が家庭でも溶かせることがわかったので、次回は何か形のあるものを作ってみたいと思います。
以上、参考になりましたら幸いです!
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