【銀狩師】コインリングを作製しました!

日常

前回に引き続き コインリングを作製してみました!

今回はイギリスの2シリングとヘプタゴン50ペンスの2枚でコインリングを作製してみます。

2シリングはデザイン的にリングにするとかっこいいんじゃないかと思いチョイスしています。

どちらもエリザベス女王2世ですね。

まずはコイン中央に穴を開けるためにセンターポンチを打ちます。

なるべく細めのドリルで穴を開けます。

2シリングの方は結構穴がズレちゃいました…

まあこうなることはある程度予想していたので、リューターを使って穴を修正します。

だいたいセンターの穴に修正しました。

50ペンスの方が外径と厚みがあるので、穴も大きくしています。

穴開けだけで結構時間が掛かりました。

コインリングパンチ みたいなのが欲しいですね。

バーナーで熱処理します。

穴開け前に熱処理してもいいんでしょうが、針金を通せないので先に穴開けをしています。

十分加熱させたら水冷します。

熱処理後のコインたちです。

2シリングの方はリングストレッチャーの治具で加工できそうです。

50ペンスの方は外径が大きすぎで加工できないので、24のディープソケットで加工します。

一段回目の加工が完了、再度熱処理して加工による内部応力をリセットします。

さらに加工を進めます。

50ペンスは外径も厚みもあって難しいです。結構傷が入ってしまいました…

50ペンスは通常の治具が使えず、たまたま家にあったレガシイのリアキャリパーのピストンで加工しました。

なんと、キャリパーピストン内径にカシマってしまい、取れなくなってしまいました…

なんとか取り外しましたがまた傷が増えました…

この時点で50ペンスの加工へのモチベーションはだだ下がりでした。

熱処理後、リングストレッチャーを使ってコインの内径側のサイズを広げます。

だいぶリングっぽい形状になりました。

併せてコイン外径側は縮小させて、バランスよくリング形状化します。

リング形状になりました。

細かい部分は削ったり磨いたりして仕上げていきます。

青棒はダイソーで購入したやつです。

一応完成です!

50ペンスはちょっと失敗かも…

外周が角ばっているコインはちょっと難しいです。

外周側を無理に加工したから治具もだいぶ傷が付いてしまいました。

2シリングの方は結構上手く加工できたと思います。

デザイン的にもお気に入りの一品となりました!

だいぶ慣れてきたので、そろそろ銀貨を使ったコインリングも作製してみたいですが…

一発勝負なところもあるので、まだ躊躇しています。

コインリング作製、まだまだ続く予定です。

以上、参考になりましたら幸いです。

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