資産形成をする上で、日々の生活で節約をする習慣を持つことは大切です。
ですが、それ以上に大切なのは人生における節目での選択を間違えないことです。
私たち一般庶民が資産形成できるかは、人生の節目での判断によって大部分が決まってしまいます。
人生の節目で非合理的な判断をしてしまうと、どんなに節約を頑張ってもお金が貯まりづらくなるんです。
逆にいうと人生の節目で合理的な判断ができれば、少々の浪費癖などがあっても資産形成はしやすくなります。
家計の純利益、いわゆる貯金額は『収入ー支出』になりますよね。
資産形成する上では、より長期的な視野で人生全体の収入と支出を考えて判断することが不可欠なんです。
長期的な視野では『生涯収入-生涯支出』とも言えます。
資産形成を頑張りたい!と考えるのであれば、生涯収入を増やし、生涯支出を減らす選択をするのが本質になってきます。
この本質を理解すると、日々の節約を頑張ってもなかなか資産形成ができない理由が分かります。
電気をこまめに消すとか
エアコンをあまり使わないとか
お風呂のお湯を洗濯用に使うとか
こういった節約を日々しても生涯支出への影響は微々たるものです。
生涯で数万~数十万程度じゃないでしょうか?
その一方で、生涯支出の中で数千万円の出費をしてしまったり、生涯収入の大幅な減少となる不合理な判断をしてしまうと資産形成ができないのは当たり前です。
そのような要素としては下記の項目が挙げられます。
・新築注文住宅の購入
・定期的な新車の乗り換え
・子どもへの過剰な教育費
・過剰な民間保険加入
・パートナーとの離婚
・投資をしない判断
これらは、生涯で考えたら人生の節目での一時の判断によるものです。
その一時の判断を誤ると資産形成に不利な状況が続いてしまうんです。
残酷な現実ですが、判断を誤って取り返しの付かない状況に陥っている人も多いと思います。
そうならないためにも見栄や感情に左右されず、生涯支出の数字や経済合理性で判断することができれば、資産形成のスピードも急速に上がります。
学んで、行動して経済的自由への道を切り開いて、自分が自分らしく生きるために人生を構築していきましょう!
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