私の愛車のスズキ JB23ジムニーは、2003年式の4型です。
KA6のターボエンジンが搭載されていますが、巷で話題のスロットルスペーサーを装着してみます。
スロットルスペーサーを装着することで、バタフライバルブの下流側が整流され、サージタンク内の容積がアップされることで、発進時や中間加速が良くなるらしいです。
車のパワーをアップするにはエンジン出力を上げる必要があり、
エンジン出力を上げるには、エンジンに多くの酸素と燃料を入れる必要があります。
(+点火などの最適なエンジンマネージメントも必要)
バタフライ以降の整流化でより多くの酸素が取り込めるならパワーアップも考えられますが、むしろ中間域以下のフィーリングアップが狙いなのかなと考えていますが、実際にどうなんだろうと実践してみる事にしました。
ヤフオクで購入したスロットルスペーサーです。
純正ガスケット2枚付き、取付用のロングボルト4本も付きます。
片面はテーパー加工されている高級品です。3,500円ほどでした。
穴径は約Φ36mm程です。
厚みは約12mmです。
片面はテーパー加工されています。
せっかくなので、段付き部分を仕上げ加工し、青棒を使って鏡面化してみました
それではスロットルに挟んでみます。
まずはスロットル周辺をなるべく綺麗に掃除します。
パーツクリーナーを使いましたが、洗剤等を使う場合はスロットル真下にオルタネーターがあるので注意しましょう。
作業前に外せるものはなるべく外した方が楽です。
スロットル手前のターボホースも外します。
バキュームホースも外し、スロットルワイヤーも外します。
スロットルワイヤーはサイズ12の二面幅レンチで外せます。
M6のボルト4本外すとサージタンクとスロットルが分離できます。
これはもう古いガスケットを除去した状態です。
古いガスケットです。なんか出っ張りの無いタイプでした。
外したボルトと装着するロングボルトです。
スロットルスペーサーを装着しました。
バタフライ側の径よりも、サージタンク側の径の方が大きいので、スロットルスペーサーはテーパー加工側をサージタンク側にしています。
各部品の位置関係が変わるので、ターボホースの装着がなかなか出来ず、スロットル側のホースを10mm程カットしました。
それでも装着は結構力技です。
アクセルワイヤーの位置も変わるので調整が必要です。
スペーサー装着後は、中速域以下のトルク感が増した感じになり、乗りやすくなりました。
高速域はあまり変化は感じないです。
総評すると、そんなに値段もするものではないので、スロットル周りのメンテナンスと併せて行えばいいのではないでしょうか?
ただスペーサー分だけスロットルが手前に出て、各部品との位置関係が変わるので、注意したほうがいいと思いまます。
以上、参考になりましたら幸いです。
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