自分の勤めている会社の業績がすごく良くなっているのに、社員である自分の給料はほとんど上がらない。
従業員である我々が頑張って業績を上げたにもかかわらず、それに見合って給料が上がらず 不満に思う勤め人は多いと思います。
まあ、業績連動型の賞与とかならある程度は一時的に反映されたりしますが、それでも自分と会社とのズレを感じているはずです。
でもこれは資本主義社会の会社の構造を考えたら当然なんですね。
なぜなら、
会社とは資本家のものであって、そこで働いている従業員のものではないからです。
資本家＝株主のものなのです。
実際に会社を運営し、支えているのはそこで働く従業員なので、会社は従業員のものじゃないのか？と考える気持ちも分かります。
私も勤め人時代によくそう思っていました。
しかしながら、
勤め人とは、会社に自分の労働力を提供し、株主のために利益を作り出すお手伝いをし、その対価として給料を貰っているだけなのです。
提供する労働力の質が良ければ、周りの勤め人よりも徐々に給料が上がるかもしれませんが、会社の利益が２倍になったからといって、自分の給料が２倍になることは決してないのです。
そういう意味では、勤め人とは会社の生産設備と変わらないんです。
例えれば、
この生産設備は今月は頑張って生産して会社の利益に貢献してくれたから、必要以上のメンテナンスをしてやろう！
とは決してなりませんよね？
もしあなたが経営者であったらそんな事しますか？
必要以上のランニングコストは掛けませんよね？
それは従業員である人間も同じで、すごく業績に貢献した社員であっても、労働してくれる最低限の給料を払えばいいだけなんです。
一時的な賞与アップや役職などのアメ玉は貰えるかもしれませんが、生み出した利益や業績を考慮したら本当にアメ玉レベルのアップです。
勤め人のままじゃどう頑張っても給料は増えないんです。
増えたとしても 増えた給料に比例するように自分の時間が無くなったり、家族を犠牲にしてしまったり、ストレスが溜まって心身の健康を害してしまったりするんです。
それではどうすればいいんでしょうか？
それは労働者階級から資本家階級に移るしかないんですね。
労働者階級にいる以上、自分の時間と労働力を僅かな賃金でかすめ取られ続けるんです。
それはもう気づかない程度に搾取され続けるんですね。
豊かにはなれない程度に、世間のトレンドや情報に流されて日々つまらないものに散財し、欲しいものはローンを組んで買って、いつまでもその労働者階級から抜け出せないように搾取され続けるんです。
『自分の労働力を切り売りしてお金を貰う』という労働者階級から脱出するには、自分のポケットにお金を運んでくれる資産を築くしかありません。
株式をはじめとした金融商品、不動産、自分だけのスモールビジネスなどの資産を持つんです。
そういう資産を持てる人が資本家階級なのです。
勤め人であっても頑張れば資産を持つことが出来ます。
場合によっては何年もかかってしまうかもしれません。
学んで、行動して経済的自由への道を切り開いて、自分が自分らしく生きるために人生を構築していきましょう！
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