テキスト弱者とリモートワーク

事業

新型コロナウイルス騒動をきっかけとして、日本中に広がったリモートワークですが、そのまま新たな勤務スタイルとして定着するかと思いましたが、多くの会社でオフィス出社に戻りつつあります。

リモートワークの方が通勤に必要な体力や移動時間も必要なく、働き方の自由度も高いため、理屈としては生産性が上がるはずです。

ですが、勤め人の多くはそういう周りの目が無い状態ではサボりがちで生産性が下がるんですね。

そりゃ、好きでもない仕事をいやいややっているんですから、周りの目がなければサボりますよね。

中には午前中からビールを飲んで仕事してるなんて人もいるようです。

大多数の勤め人は社員同士の相互監視の緊張感の中でないと生産性が上がらないんですね。

リモートワークで成果が出せる勤め人は、その仕事がよっぽど好きで、自己管理の出来る人に限られるんです。

リモートワークだとチャットやメールなどのテキストを介したコミニュケーションが増加します。

コミニュケーションの履歴も残りますし、複数人で情報を共有することも容易ですし、時間の空いたときに内容を確認すればいいので時間管理も容易になり快適そのものです。

オフィスのように誰かに話しかけられたり、電話に出たりすることもなく、自分のクリエイティブな業務に集中できるわけです。

ですが、このようなテキスト主体のコミニュケーションにストレスを感じるテキスト弱者も少なくないんです。

数学的思考で物事を順を追って整理し、文章化して伝え、相手の文章を読解し、理解する能力が低いんですね。

言ってみれば日本語能力が低いんです。

『面倒くせぇから電話して聞いちゃえ!』とか言う 一緒に仕事したくないタイプの人ですね。

ビジネス上においては、電話は相手の時間を一方的に奪うツールだと思います。

そんなテキスト弱者にしてみれば、口頭でコミニュケーションが取れるオフィス勤務の方が気楽で生産性も上がるのでしょう。

結局、リモートワークは生産性が上がるようで、大多数の勤め人は上がらないんですね。

どんなにテキストツールが発達したところで、それを使いこなせないのであれば無意味です。

近い将来、リモートワークで自らを管理し自由度の高い働き方をする人と、昔ながらの相互監視で管理、束縛された働き方を継続する人の二極化が顕著になるでしょう。

その二つの働き方には大きな格差が生まれ、その差もますます顕著になるでしょう。

その格差は金銭的な格差はもとより、心の豊かさの格差でもあります。

あなたならどちらを選びますか?

学んで、行動して経済的自由への道を切り開いて、自分が自分らしく生きるために人生を構築していきましょう!

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