我が家のリビングに設置してある三菱電機 霧ヶ峰 エアコンです。


品番は MSZ-ZW5617S-Wです。
購入してもう7年ほどになります。

朝方、ちょっと肌寒かったので暖房をつけたら、全てのランプが点滅して動かなくなってしまいました。

「全てのランプが同時に連続点滅」するエラーは室内機の故障を示しており、上下風向フラップが正しく取り付けられていないことが原因です。
ですが、フラップは全て正しく取り付けられています。

上下フラップの取り付けは、ここに仕込んであるリミットスイッチでチェックしているんですね。

白い部分がスイッチです。
ちゃんとフラップが取り付けられていても、このスイッチが導通不良を起こすと動作不良になってしまいます。

綿棒を入れてスイッチを何度もカタカタ動かしても、パーツクリーナーで洗浄しても復帰しません。

この不具合は 以前もあったので、再発防止のため、フラップリミットスイッチ部分を短絡させて無効化させようと思います。
あまりやりたくはないのですが…
まずは 前面のパネルを外します。
3本のビスを外せばパネルが外せます。
初めて外す場合は少し手こずる かもしれません😅

こんな感じで、基盤の保護カバーが確認できます。
保護カバーも2本のビスを外し、プラスチックの爪を外すと外せます。

基盤が確認できます。
リミットスイッチ なので赤とかの電源線ではなく、黒とか白系の線だと思います。

この下の配線あたりが怪しい感じです。

色々探したら 三菱電機エアコンの配線図を見つけました。
上下 フラップリミットスイッチのコネクターはCN1R1だそうです。

ありました!
この黒い2本の線が刺さっているコネクターですね。

ぶった切って結線してしまいます。

結線部分は念のため ハンダで固めておきました。
テスターの確認でも問題なく導通していました。

また元に戻します。
結線した部分は 養生テープで保護します。

全ての部品を復帰させ、エアコン電源をオンにすると、無事に起動するようになりました!

全てのランプが点灯することもなく動作してくれます。
しかし、メーカーは何でこんなフラップスイッチなんて面倒なものを付けたんですかね🙄
今回はほとんどお金はかからず修理できたので良かったです。
なおこのブログを真似される場合は、自己責任にてお願いいたします🙇
以上、参考になりましたら幸いです!

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