銀貨コレクター必見‼️ケネディ50セント硬貨の背景と価値を徹底解説

日常
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本日 こんなものが届きました。

みんな大好き ネコポスです。

早速 開封してみましょう!

中身は1964年のアメリカ「ケネディ大統領」50セント銀貨です。

スラブ入りで実質地金価格ぐらいだったので購入してみました。

ケネディ 50セント銀貨は、自分が初めて手に入れた銀貨でもあるので 思い入れがあります😌

この銀貨は、アメリカ史や貨幣コレクターにとって非常に象徴的です。

コインのスペック

  • 名称: ケネディ 50セント銀貨(Kennedy Half Dollar)
  • 発行年: 1964年(初年度発行)
  • 額面: 50セント(Half Dollar)
  • 重量: 12.5g
  • 直径: 約30.6mm
  • 厚さ: 2.15mm
  • 材質: 90%銀、10%銅
  • 縁: ギザ(リーデッドエッジ)
  • デザイン:
  • 表面:ジョン・F・ケネディ大統領肖像(デザイナー:Gilroy Roberts)
  • 裏面:アメリカ合衆国大統領の紋章(デザイナー:Frank Gasparro)

発行の経緯と時代背景

ケネディ50セント銀貨は、1963年11月に起きたケネディ大統領暗殺の翌年に、追悼と記念の意を込めて緊急で発行されました。

発行決定から設計、製造までわずか数週間という異例のスピードで進められたのが特徴です。

従来使われていたフランクリン・ハーフダラーと入れ替わる形となりました。

発行当初から全米で大きな話題となり、初回配布時には連邦財務省や銀行の窓口に長蛇の列ができ、発行分はすぐに売り切れました。

多くのアメリカ国民が記念として保存し、実際の流通はほとんど行われませんでした。

この年のケネディ・ハーフダラーは、アメリカ合衆国で“最後の90%銀含有流通貨”でもあり、翌年1965年の貨幣法改正により、銀含有量は40%へ引き下げ、1971年以降は通常流通分から銀含有が完全に消滅しました。

その背景には、世界的な銀価格の高騰や、さらには金属貨幣離れの潮流などの経済的事情もあります。

歴史的・文化的意義

ケネディ50セント銀貨は、アメリカ国民のケネディ大統領への敬愛と喪失の感情、また「アメリカの変革と追悼の象徴」として一斉に保存されました。

当時の社会全体が喪に服し、大きな団結の象徴となっただけでなく、コレクターズアイテムとして現在に至るまで人気が高い理由となっています。

また、表面には大統領就任記念メダルを基にしたケネディの横顔、裏面は大統領の紋章(ハクトウワシ、オリーブの枝と矢、星条旗)が描かれており、“平和と強さ”を象徴しています。

アメリカ貨幣史上でも“最も急速にデザインと鋳造が行われた現行貨”のひとつです。

まとめ

1964年ケネディ50セント銀貨は、アメリカの歴史的転換期を背景に緊急発行された90%銀貨であり、ケネディ大統領の追悼やアメリカ国民の絆、銀本位貨幣の終焉を象徴しています。

このコインは、今もなお多くの人々から愛され、歴史的・文化的価値を持つ名貨といえるでしょう。

以上、参考になりましたら幸いです!

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