1975年パプアニューギニア プルーフコインセットを入手しました!

日常
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本日 こんなものが届きました。

みんな大好きネコポスです。

早速 開封してみましょう!

入念に梱包してくれています。

中身は1975年パプアニューギニアのプルーフコインセットです。

1975年にフランクリンミント(米国ペンシルベニア州)が発行した「パプアニューギニア プルーフコインセット」は、同国独立を記念した公式コインセットです。

以前もここで紹介したことがあるので、多分 2つ目か 3つ目のセットになると思います😅

それでは 中を見ていきましょう。

合計で8枚のコインが入っています。

セット内容は以下の通りです。

  • 10キナ(K10):直径45mm、重さ約41g、スターリングシルバー(銀含有率92.5%)
  • 5キナ(K5):直径40mm、重さ約27.6g、銀含有率50%
  • 1キナ(K1):直径33mm
  • 20トエア(20 Toea):直径28.65mm
  • 10トエア(10 Toea):直径23.72mm
  • 5トエア(5 Toea):直径19.53mm
  • 2トエア(2 Toea):直径21.72mm
  • 1トエア(1 Toea):直径17.62mm

銀貨なのは 10キナの極楽鳥と、

5キナのニューギニア鷲です。

1975年のパプアニューギニアの時代背景

独立の年

  • パプアニューギニアは1975年9月16日にオーストラリアから独立し、同年10月10日に国連加盟を果たしました。
  • 独立は「Papua New Guinea Independence Act 1975」に基づき、全ての主権と立法権がオーストラリアからパプアニューギニアに移譲されました。

政治・経済状況

  • 独立直前の1973年12月1日には自治政府が発足し、初代首相マイケル・ソマレ(Michael Somare)の下で国家建設が進められました。
  • 1970年代前半はブーゲンビル鉱山の操業開始などにより経済成長(年平均4%)を記録し、農業や鉱業の輸出が好調でした。
  • オーストラリアからの援助や世界市場の好調もあり、都市部の最低賃金が倍増するなど生活水準も向上しました。
  • しかし、1975年の世界的な経済停滞や輸入品価格の上昇により、インフレ圧力が高まりました。政府は財政引き締めや賃金凍結などの政策で安定化を図りました。

社会的背景

  • 独立に向けて民族的アイデンティティの確立と多様な部族社会の統合が大きな課題でした。
  • コインや紙幣、国旗、国章など新たな国家シンボルの制定が進められ、その一環としてこのプルーフコインセットも発行されました。

まとめ

1975年のパプアニューギニア プルーフ銀貨セットは、同国の独立という歴史的転換期を記念して発行された公式コインセットです。

フランクリンミント製の高品質なプルーフコインで構成され、極楽鳥やニューギニア鷲など国を象徴する動植物がデザインされています。

発行当時のパプアニューギニアは、独立を迎えたばかりで経済成長と社会変革の渦中にあり、新しい国家としての歩みを始めた重要な時代でした。

以上、参考になりましたら幸いです!

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