今回、新たな試みとして アルミニウムを使って自家鋳造インゴットを作ってみたいと思います。
アルミ素材としてこんなものを見つけました。
スバルEJ20エンジン用 純正ブローオフバルブです。
リサーキュレーションバルブとも言いますね。
スプリングの弱いノーマルバージョンです。
320gほどです。
アルミ部分を取り出すために分解します。
純正パーツだけあってダイヤフラム式のブローオフバルブですね。
強引に分解を進めます。
ここの部分はカシメてあったのでプレスで抜きました。
結構ブローバイで汚れているので ブラスト処理して綺麗にします。
ブラスト処理後、だいぶ綺麗になりました。
ちなみに連通孔の穴は、
塞がっているタイプです。
アルミ単体にしたら約200g ぐらいです。
ちょっと大きすぎますが、
面倒なのでそのままチョコ皿にインストールしてしまいます😅
ある程度 バーナーで炙り続けたら熱量が飽和したみたいで グズグズに溶け始めました。
量が多すぎてチョコ皿から溢れてきそうだったので、3割ほど 取り除きました。
型に注湯しました。
目立った鋳造巣もなく、過去イチ綺麗にできました!
湯面側にも大きな欠陥は見られません。
軽く ポリッシュ加工をしました!
だいぶ 綺麗になりました。
重量は134g です。
純銀のインゴットだと500g ぐらいに相当する大きさです。
今回の検証では、アルミを使うと 黄銅や青銅などと比べると かなり簡単にインゴットが作れることが分かりました。
次回はもっと大きいものを作ってみたいですね😆
以上、参考になりましたら幸いです!
おまけ
残ったアルミで埼玉銀判を作りました!
埼玉らしく、ふくよかで、素朴さもあって素晴らしい!
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