フリマサイトで こんなものを購入しました。
1964年東京オリンピック記念のバターナイフです。
もう60年も前の当時物ですね。
SILVER P.3 との表記があります。
ワンチャン 銀製なのかもと購入してみましたが、手にとってみた感じの重量感、質感などは明らかに銀めっき品ですね。
重量は約15.5g、大きさの割に明らかに軽いです。
本当は 比重も測りたかったんですが サイズ的に大きすぎて測定を断念しました。
この辺のバフ仕上げをしたわけではないのに妙に光沢があるのが 電気めっきっぽい感じです。
このあたかもデザインぽい感じで開けられてる穴ですが、おそらく電気めっきをする際にハンガー吊るす穴です。
こんな感じに電極ハンガーで吊るして電気めっきを掛けるんですね。
通常ハンガーを引っ掛ける電極周りは、電流が安定しないために めっきが乗りにくく、めっき膜厚が薄くなる傾向ですが、
案の定、表面が荒れていますね😅
塩水噴霧試験などの腐食加速試験を行うと こういった箇所から 腐食が発生していくんですね🙄
総合判定すると銀製ではなく 残念ながら銀めっき製です。
時代的に日本人にパン食やバターやマーガリンなどが普及し始めたときだったんでしょうか?
当時の日本のオリンピックの熱狂ぶりが確認できる貴重なアイテムだと思います。
せっかくなので我が家で使っていこうと思います😊
以上、参考になりましたら幸いです!
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