今日は久々に古銭を使ってコインリングを作製してみようと思います。
週末に 第65回 世界の貨幣・切手・カードまつり に行く予定なので、その時に装備するためでもあります。
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色々とリング候補がありますが、
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今回はこれにします。
10銭アルミ青銅貨です。
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年号は 昭和14年です。
アルミ青銅貨でコインリングを作るのは初めてです。
それでは作製していきましょう!
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まずは 中央部分の穴を広げます。
有孔貨幣なので 穴あけ時のセンター出しが必要ないので楽ですね。
※ただしエラーコインは除く。
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自分の指のサイズだと 8mmの穴径がベストなんですが、今回は試験的に6mmの穴でやってみます。
完成したリングの幅は広くなりますが、コインの変形量が大きくなるため 加工が大変になります。
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結構 バリが出ています。
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ノッチ効果防止のため リューターでバリをしっかりと取ります。
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バーナーで再結晶温度以上に加熱し、
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水冷させます。
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今回は 新兵器 ダイスブロックを使います。
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こんな感じで加工します。
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治具やベアリングのサイズを変えコインの加工を進めます。
一度に大きく 加工 させようとすると亀裂が入ってしまうため、都度 熱処理を挟みます。
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3回ぐらいの熱処理を行い ここまで変形させました。
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さらに加工→熱処理と進めます。
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もう少し穴を広げて 加工工程は終了です。
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加工後はリューターを使い 表面研磨を行います。
青棒でガッツリと磨いてしまったら、妙に安っぽいピカピカ感が出てしまったので、再度 熱処理などをしてトーン調の加工をしました。
↓完成です。
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白銅貨と比べると素材が柔らかいので、表面の文字やデザインを残すのが難しいと感じました。
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年号もなんとかリングに残せました。
白銅貨の方が作りやすいですね。
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妻に手タレになってもらいました。
今度はニッケル貨で作ってみようかなと思います。
以上、参考になりましたら幸いです!
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