投資信託における純資産総額の影響とは?

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投資信託における純資産総額が大きいことのメリットはなんでしょうか?

例えば、eMAXIS Slimシリーズなどは他を寄せ付けないほど純資産総額が大きいといった特徴があります。

単純に、投資信託に集まっているお金が少ないと、継続して運用されにくいといったリスクがあるんですね。

そして純資産総額が少ないと上手く運用できないため、実質コストが高くなりやすいといったデメリットがあります。

また、純資産総額が少ないと繰上償還になる可能性が高まってしまいます。

繰上償還とは、あらかじめ決まっていた信託期間が終了する前に、投資信託の運用が終了してしまうことです。

繰上償還は、ファンドの運用資産が少なくなり効率の良い運用が難しくなった場合などに行われる可能性が高いのです。

投資家サイドとしては、預けたお金が無くなってしまうわけではありませんが、一時的には資産運用ができなくなってしまい、また新たな投資先を探すと行った手間が発生します。

純資産総額が大きいと運用会社は安定した運用が可能となり、運用会社の利益も増え、結果的に信託報酬等の運用コストを下げることが可能となるのです。

結論として、投資するインデックスファンドのベンチマークが同一で、信託報酬が同レベルであれば、純資産総額が大きい方を選ぶのがベストな選択です。

楽天・S&P500、SBI・V・S&P500など、証券会社独自でしか購入できないのファンドもありますが、購入するのであれば純資産総額が大きいeMAXIS Slim 米国株式がベストな選択です。

特に楽天・S&P500などは、投信残高ポイントプログラムなどで信託報酬業界最安を謳っていますが、まだ設定されてから日が浅く、運用報告書も出ていないので、隠れコストがどのくらいなのか分かりません。

楽天証券がユーザーをどう考えているかも含め、今後注目したいところです。

お金は自由の土台です。そして自由に生きるためにはお金は避けて通れない話題であり、お金がなければ自由には生きられません。

学んで、行動して経済的自由への道を切り開いて、自分が自分らしく生きるために人生を構築していきましょう!

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