花火大会の高額有料席にケチを付ける情弱とは?

事業

今年の夏はコロナ規制が解除され、各地でコロナ前のような夏祭りが開催されましたね。

夏の夜空を彩る風物詩でもある花火大会も全国各地で開催されました。

ただ一方で今年の花火大会は、『有料席化』と『高価格化』が進んでいることがニュースにもなっていました。

10万人以上動員する有名花火大会の約7割が『有料席』を設置しており、有料席を設けている花火大会の8割がコロナ前と比べ値上げしていることが明らかになったそうです。

なんと、『小田原酒匂川花火大会』の最高値はペアで30万円だったそうです。

みなさん、そういう話を聞いてどう思いますかね?

『みんなで楽しむ花火を金の力でいい場所独占しやがって、金持ちふざけんじゃねーよ』

『金を払えない貧乏人はまともに花火を楽しむことはできねーのかよ』

『昔はこんなことなかったのに何を楽しむのにも金を取るのかよ世知辛い世の中だな

そんな風に思う方もいるかと思います。

ですが、花火大会の有料席化、高額化の背景は花火大会のコスト増加によるものなのです。

特に直近ではロシアのウクライナ侵攻の影響を受け、原料となる火薬類が世界的に大幅に値上がりしてしまったのです。

また、花火大会には臨時警備員や清掃員を雇ったり、仮設トイレをレンタル設置したりします。

いずれも今の日本の状況としては、人手不足や物価高で高騰しています。

以前より大幅に余計に掛かってしまう費用は誰が負担するんでしょうか?

そういった費用を、高額な有料席を購入する富裕層が負担してくれるお陰で花火大会が開催できるのです。

もし、昔のように座席の有料化を止めて、みんな平等で早いもの順でゴザ敷いて場所取りをして花火大会を開催するとどうなるでしょうか?

花火大会の予算不足で、花火の規模がものすごくショボくなるか、もしかすると花火大会自体が開催できないかもしれませんね。

事実、今年は全国で中規模以下の花火大会の中止が相次いでいます。

だから、花火大会で有料席に座って観覧している人を見かけたら、

『うわー、金にものを言わせて いい席座りやがってなんかズルいな』

ではなく、

『あんたのお陰でいい花火が見れるぜ、ありがとう

こう思うのが正解なんですね。

自分が高価格帯の商品やサービスを買うわけでも無いのに、その商品やサービスの値付けにクレームを付けるのは、自分のクビを絞める行為でしかないのです。

このような戦略は、自分がスモールビジネスを立ち上げる際にも役に立つ発想だと思います。

自分の提供する商品のラインナップを複数用意して、各商品の特徴やポジションを明確にし、トータルで売上・利益を実現していくとかです。

高いだけの商品ラインナップや安さを追求してくだけではダメなんですね。

お金は自由の土台です。そして自由に生きるためにはお金は避けて通れない話題であり、お金がなければ自由には生きられません。

学んで、行動して経済的自由への道を切り開いて、自分が自分らしく生きるために人生を構築していきましょう!

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