「新NISAで将来のために資産を増やしたいけれど、高配当株のように定期的なお小遣い(現金)も欲しい……」
そんな方におすすめなのが、インデックスファンドを保有しながら、一部の「口数(数量)」を売却して現金化するアプローチです。
今回は、難しい計算を抜きにして、投資初心者にもわかりやすくその仕組みと注意点を解説します!
1. 結論:「保有している数量(口数)の20%」を売るだけ!
仕組みはとてもシンプルです。
毎年、自分が持っている投資信託の「数量(口数)の20%」を売却し、翌年に新NISAの非課税枠を使って上限(360万円)まで再投資します。
💡 なぜ金額じゃなくて「数量(口数)」なの?
「金額の20%」で考えると相場によって売る量が変わり複雑になりますが、「持っている口数の20%」と決めれば迷いません。
さらに、新NISAは「買った時の元本分(取得価額)」の枠が翌年復活するルールがあります。
- 例:元本1,800万円分の口数を持っている場合
- 数量の20%を売却 = 元本360万円分の枠が翌年クリアになり、また使える!
値上がりしていれば、360万円分の枠を空けつつ、値上がり益も含めた「360万円以上の現金」が手元に入るという仕組みです。
2. 6年目からのイメージ(超シンプル版)
最初の5年間で新NISAの枠(1,800万円)を埋め、資産が順調に育った6年目からの流れを見てみましょう。
【年末】持っている口数の「20%」を売却する
↓(例:値上がりして450万円で売れた!)
【翌年1月】復活した枠で「360万円」を再投資する
↓
【手元に残る】差額の「90万円」を自由につかう!
毎年この「20%売却 ➔ 360万円再投資」を繰り返すだけで、資産を運用で増やし続けながら、手元にお小遣い(現金)を残すことができます。
3. 初心者が知っておくべき「3つの注意点」
一見すると夢のような方法に見えますが、いくつか大切なルールとリスクがあります。
① 配当金ではなく「資産の売却」
これは企業から貰える配当金ではなく、自分の資産を切り崩している状態です。売却した直後は一時的に資産が減ることを覚えておきましょう。
② 暴落した年はムリに売らない
株価が暴落している年に口数の20%を売ってしまうと、安値でたくさん手放すことになり損をしてしまいます。「相場が悪い年は売却をストップする」など、柔軟に対応するのがコツです。
③ 年末の売却はお早めに!
投資信託の売却には数日かかります。12月末ギリギリに売ると手続きが翌年扱いになり、枠が復活するタイミングがズレてしまうことがあるので、余裕を持って動くのが安心です。
まとめ:自分に合ったペースで活用しよう!
- 持っている数量(口数)の20%を売る
- 翌年、360万円分をNISAに再投資する
- あまった現金をお小遣いとして使う
この方法は「株価の上昇パワー」と「NISAの枠の再利用」をイイトコ取りした現金化テクニックです。
相場が良い時はしっかり現金を取り出し、相場が悪い時はお休みする。そんなゆとりを持って、賢く新NISAを活用していきましょう!

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