本日こんなものが届きました。

110円の定形郵便ですね。
もう何回も購入させていただいているコレクターの方ですが、いつもおしゃれな切手が貼ってあります。
コレクターあるあるですね😆

購入したのは在外貨幣の朝鮮2銭5分白銅貨です。
朝鮮統治時代の日本の在外貨幣とは、主に日本が朝鮮半島を統治していた1910年から1945年の間に発行・流通した、現地専用の通貨や紙幣を指します。
朝鮮統治時代の日本の在外貨幣は、朝鮮銀行が発行した現地専用の貨幣であり、日本本土の通貨とは区別されていました。
これは現地経済の管理や本土経済への影響を抑えるための措置であり、朝鮮半島のほか一部周辺地域でも流通していました

ちなみに特年でも何でもなく光武2年製です。西暦1898年、日本の元号では明治31年ですね。
朝鮮2銭5分白銅貨は、19世紀末から20世紀初頭の大韓帝国(旧・李氏朝鮮)で発行された白銅製の補助貨幣です。
主な特徴は以下の通りです。
基本情報
- 発行期間:1892年(開国501年)~1901年(光武5年)
- 重さ:約4.6g
- 直径:約20.5mm
- 素材:銅75%、ニッケル25%(白銅)
- 表面:額面と李花(朝鮮王朝の象徴)、裏面:龍の図柄
- 発行機関:仁川典圜局・龍山典圜局
歴史的背景と特徴
- 当時の朝鮮は貨幣制度を近代化し、1圜=500分と定め、2銭5分(=25分)はその補助貨幣でした。
- 白銅貨は銀貨や銅貨に比べて摩耗しにくく、長期間美しい状態を保つものが多いです。
- しかし、発行後しばらくして濫造や偽造が横行し、信用が低下。日本円との交換レートにも大きな差が生じ、経済混乱の一因となりました。
- 官鋳(政府製造)、特鋳(民間委託)、黙鋳(宮中許可)、私鋳(非合法民間製造)など、さまざまなバリエーションが存在します。
在外貨幣としての役割
- 日清戦争や北清事変(義和団事件)などの影響で、朝鮮2銭5分白銅貨は朝鮮半島外(中国東北部や日本の一部、台湾など)でも流通し、在外貨幣として使われた例があります。
- 特に銀貨不足時の補助貨幣として現地で流通量が増えました。
価値とコレクション
- 年号や発行年によって希少価値が大きく異なり、特定年号のものは高額で取引されることもあります。

重量的には問題ないようです。

ちなみに すでにもう1枚持っていました😅

年号が開国502年なので、年号的に こっちの方が価値があると思います。
在外貨幣も色々と集めたくなりますね😆
以上、参考になりましたら幸いです!
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