【新NISA対応/楽天証券限定】楽天オールカントリー&楽天S&P500には投資するべきなのか?

事業

楽天投信投資顧問は、2023年12月1日から世界株と米国株に投資する投資信託2本の信託報酬を引き下げ、単独で業界最低の水準にしました。

信託報酬はそれぞれ年0.0561%と0.077%です。

eMAXIS Slimシリーズなどの競合と比較しても確かに安いですね。

楽天証券も新NISA実装のタイミングでeMAXIS Slimの牙城をどうにか崩しに掛かっていますね。

しかも楽天の商品は『投信残高ポイントプログラム』の対象となっています。

『投信残高ポイントプログラム』とは、対象の投資信託を保有していると残高に応じて楽天ポイントが貰えるんですね。

2023年12月1日時点の対象ファンドは下記の2つのみです。

  • 楽天・オールカントリー株式インデックス・ファンド
  • 楽天・S&P500インデックス・ファンド

12月22日より販売開始される『楽天・先進国株式(除く日本)インデックス・ファンド』『楽天・日経225 インデックス・ファンド』も対象になるようなので、今後この2つのファンドもチェックしたいところですね。

仮に『楽天・オールカントリー株式インデックス・ファンド』1,000万円分保有していたとしても、貰える楽天ポイントは年間0.017%と1,700ポイントです。

月に均すと約140ポイントと投資金額の割にはあまり美味しい数字ではないですね。

せめて楽天モバイル分の費用をカバーできれば面白いのですが…

今回の楽天商品の信託報酬率引き下げで、eMAXIS Slimシリーズが今後どう追従してくるかだと思います。

また、最近の楽天グループのやり方を考えると、お得なポイント制度で集客して人が集まったら改悪、というパターンが多いので『投信残高ポイントプログラム』もいつまで続くかちょっと疑問も残りますね。

消費者がそのように考えてしまう時点で企業の戦略としては失敗だと考えています。

総合すると、確かに楽天の商品は運用コストは安くなりますが、1,000万円分の保有でも年間数千円程度です。

まだ運用実績の無い商品ですし、掛ける商品代金の割にはそれほどのお得感は無いので、自分としては無理に選ばなくてもいいのかなぁと考えています。

みなさんはどう考えますか?

お金は自由の土台です。そして自由に生きるためにはお金は避けて通れない話題であり、お金がなければ自由には生きられません。

学んで、行動して経済的自由への道を切り開いて、自分が自分らしく生きるために人生を構築していきましょう!

コメント