娘に贈与する100円銀貨です。

流通銀貨だけあって汚れが目立ちますね。

数があるのでアンモニア水でまとめて洗浄してみようと思います。

アンモニア水のスペックです。

適当な容器にアンモニア水を入れ、ラップをかけて電子レンジで軽く沸騰するぐらいまで加熱します。

そこに100円銀貨をまとめて投入します。
あっという間に青色に変色します。

ラップをかけて軽くゆすったりして、しばらく放置します。

10分ほど放置しました。

アンモニア水から取り出し、流水でよく洗います。

アンモニア水は濃いめの青に変色してしまいました。

取り出した 100円銀貨はドライヤーでよく乾かします。

画像ではちょっと分かりづらいですが だいぶ綺麗になりました。

モノによっては映り込みも復活しています。
ほぼ漬け置きだけで これだけ綺麗になるので、数量がある時には使えると思います。
なお、アンモニア水が青色に変色したのは、銀貨に含まれる微量の銅がアンモニアと反応して「テトラアンミン銅(II)イオン」[Cu(NH₃)₄]²⁺という深青色の錯イオンをつくるためです。
⚠️テトラアンミン銅(II)イオンは有害性があるため、適正な処理が必要です。
純銀は無色の錯イオンをつくりますが、銅が混ざっているとこの青色が現れます。
純銀貨をアンモニア水で洗浄した場合は青色には変色しないんですね。
以上、参考になりましたら幸いです!
コメント