先日 フリマサイトで購入した東京大空襲焼け跡から掘り出したという銀貨、とりあえず一晩 KURE556に漬け込んでみました。
左が1923年英国ハーフクラウン銀貨、
右が1913年エジプト5キルシュ銀貨です。
一晩漬け込んでみましたが、根本的な解決にはなりませんでした。
次の作戦は、
鍋で煮てみようと思います。
重曹なども投入して10分以上煮てみたんですが、なかなか綺麗になりません、ちょっと火中品を甘く見ていましたね。
なんかカビが生えたような感じに汚くなってしまったので、リューターとカップ ブラシを使って綺麗にします。
側面のギザ部分の汚れ落としにはこのホイールを使います。
最終的に こんな感じになりました。
ハーフクラウンの方が火中によるダメージが大きく、一部 銀が溶融して膨らんでいる箇所があります。
空襲による火災の凄まじさが分かりますね。
エジプト5キルシュ銀貨の方は、ダメージが少なく、火中品と言われなければ分からないかもしれません。
ハーフクラウンの方は熱により凹形状に変形しております。
油圧プレスで修正しても良かったんですが、これはこれで 戦火を生き延びた証として残しておこうと思います。
これらの銀貨は大切に保管し、日本人の戦争の記憶も併せ、将来娘に受け継がせようと思っております。
以上、参考になりましたら幸いです!
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