4枚の硬貨の側面画像があります。
この中に本物の一円銀貨が1枚入っています。
![](https://49sai.com/wp-content/uploads/2024/05/1714949026526-1-1024x1024.png)
①〜④のうち本物の一円銀貨はどれでしょうか?
正解は③が本物の一円銀貨です。
①から順に解説していきましょう!
↓①1964年東京五輪1000円銀貨です。
![](https://49sai.com/wp-content/uploads/2024/05/IMG20240506073201-1024x768.jpg)
厚さは2.48mmでした。
![](https://49sai.com/wp-content/uploads/2024/05/IMG20240506231058-768x1024.jpg)
↓②AliExpress購入コピー 一円銀貨です。
![](https://49sai.com/wp-content/uploads/2024/05/IMG20240506073212-1024x768.jpg)
厚さは3.02mmでした。
コピー品は色合いを銀に近づけるためニッケルの含有量が多い白銅で作られているようです。
白銅は比重が銀よりも20%ほど軽く、そのため本物に重量を合わせるために厚さを20%ほどアップしています。
![](https://49sai.com/wp-content/uploads/2024/05/IMG20240506231012-768x1024.jpg)
また他の硬貨と比較するとギザ部分のバリが目立ち、作りの甘さが見られます。
![](https://49sai.com/wp-content/uploads/2024/05/IMG_20240506_084117-1024x1024.jpg)
↓③本物の一円銀貨です!
![](https://49sai.com/wp-content/uploads/2024/05/IMG20240506073227-1024x768.jpg)
厚さは2.49mmでした。
東京五輪1000円銀貨とほぼ同じ厚さですね。
![](https://49sai.com/wp-content/uploads/2024/05/IMG20240506231310-768x1024.jpg)
↓④ペルー100ソル銀貨です。
![](https://49sai.com/wp-content/uploads/2024/05/IMG20240506073245-1024x768.jpg)
厚さは2.73mmでした。
![](https://49sai.com/wp-content/uploads/2024/05/IMG20240506231211-768x1024.jpg)
側面にギザがある大型銀貨だったので採用しました。
品位Ag800、直径36mm、重量22.4g
円銀のような馬の歯がないので、側面はダレたような形状になっています。
↓左から①②③④の順です。
![](https://49sai.com/wp-content/uploads/2024/05/IMG20240506231700-1024x768.jpg)
いかがでしょうか?
フリマサイトなどでは商品画像だけで真贋判定をしなければならない場合もあり、側面の画像だけで ある程度 厚みが推定できれば心強いですよね!
↓この厚みの円銀は偽物です!
![](https://49sai.com/wp-content/uploads/2024/05/IMG_20240507_060637-1024x768.jpg)
真贋を判定できる知識を身に付け、偽物を掴まない楽しい収集ライフを送りましょう!
以上、参考になりましたら幸いです!
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