メルカリでこんなのを見ました。
片面に刻印がない いわゆるエラーコインですね。
価格も15万円というかなり ぶっ飛んだ額が設定されています。
よく見ると左右方向に研磨傷のようなものが見られます。
皆さんに注意喚起する意味も込め、このようなエラーコインが自作できないか試してみようと思います。
雑銭の中にあった竜一銭銅貨を使います。完品は使いたくなかったのでアクセサリー用の穴が開いてあったやつを使います。
明治10年で裏には竜が刻印されています。
年号が入っているので こちらの面を残そうと思います。
重量は6.86g、カタログ値だと7.13g のようなので穴が開いてる分と流通による摩耗で少々減っていますね。
研磨しやすいようにペットボトルのキャップを両面テープで貼り付けます。
こんな感じです。
ガッチリ貼り付けました。
ここはそんなに強力な両面テープを使わなくても良かったです。
なぜか 我が家にあるベルト式の研磨機を使って研磨します。
なるべく均等になるように削ります。
斜めにならないように 均一に削ります。
だいぶ 削れてきました。
まだまだ追い込みます。
もうちょいですね。中央部分がだいぶ くぼんでいるのが分かります。
刻印の跡が消えた直後に研磨をやめました。
これで終了してもいいんですが、なるべく自然な感じを出すために ウェットブラストで表面仕上げをします。
ただ 4月とはいえ 水はまだまだ冷たいのでそんなに念入りには施工できませんでした。
自作 エラーコインの完成です!
刻印のない面はこんな感じです。
結構自然な感じの仕上がりではないでしょうか?
重量は6.32g と想像していたよりは減りませんでした。
約0.5g 減ですね、1〜2g ぐらい がっつり減るかなと思ったんですが
動画にもしてみました。ちょっと動きがギクシャクしてるのはご勘弁ください。
どうでしょうか?
研磨して作った偽物片面無刻印エラーコインは、0.5g程度しか減らないことが分かりました。
しかも結構簡単に作れました。
フリマサイトやオークションなどでは自作のエラーコインが溢れているので騙されないようにしたいですね。
50円玉などの有孔貨幣の穴をハンダで埋めたモノもあるようです。
以上、参考になりましたら幸いです!
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