こんなものが届きました。

みんな大好き ゆうパケットポストミニです。
早速 開封してみましょう!



朝鮮半島が「大韓帝国」と呼ばれていた時代の末期、1907年(光武11年)に発行された小型20銭銀貨です。
この光武11年という年号は、コレクターにとって非常に重要な意味を持ちます。
実はこの年、貨幣条例の改正によって20銭銀貨のサイズが大幅に変更されました。
それまで(光武10年中盤まで)の20銭銀貨は、直径約22.5mm、重量約5.4gという堂々たるサイズでした。
しかし、この光武11年からは、直径こそ20.3mmと微減ですが、重量が4.05gへと一気に軽量化されています。

これは日本国内の貨幣制度改正(明治39年の旭日20銭銀貨への移行)と歩調を合わせたもので、当時の日韓の経済的結びつきの強さを物語るスペックとなっています。
興味深いのは、そのデザインの差異です。
同じ時期、日本の20銭銀貨は「竜」の図案を廃止し、より簡略化された「旭日」へとデザインを変更しました。
しかし、この大韓帝国の小型20銭銀貨は、サイズこそ日本の旭日20銭と同じでありながら、中央には依然として猛々しい「竜」の図案が鎮座しています。

限られた小さな円の中に、緻密な鱗や鋭い爪が凝縮されたデザインは、大型銀貨とはまた違った「精密機器」のような美しさを放っています。
わずか4g強の小さな銀の円盤。
しかしそこには、100年以上前の東アジアの情勢と、消えゆく帝国の誇りが刻まれています。

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