日本の高配当株、好調ですね、海外からも資金が入っているようで33年ぶりの高騰と言われています。
私も有名高配当株を数銘柄所有しており大きな含み益を得ていますが、なかなか買い足すタイミングが見つからず困っています。
それとも含み益があるうちに売ってしまって利益確定するという考えもあるかと思います。
そこで今回は高配当株投資における保有株売却タイミングについて考えてみましょう。
高配当株投資とは、基本的に長期保有を前提とした投資です。
数年~数十年という期間、長期保有して配当金をもらい続ける投資なんです。
金のなる木を刈ってしまっては一時の収入にはなるかもしれませんが、未来にもらえるはずだったお金は無くなってしまいます。
そんな高配当株ですが、実は売り時と言われるタイミングが3つあります。
ひとつひとつ解説していきましょう。
①企業の業績悪化で減配、もしくは無配に転じ、回復に時間が掛かる場合
東京電力 などが分かりやすい例です。東日本大震災の原発事故以来、配当金はずっと無配です。
ここの株式だけで老後の資金計画をしていた人などはかなりのダメージだったのではないでしょうか?
やはり卵は一つのカゴに盛らないのが鉄則です。
外部環境などの変化で一時的に経営悪化して減配しているだけなのか?
それとも経営基盤が揺らぐような致命的な事象が発生し減配したのか?
そういった見極めが必要になってきます。
②企業の不正行為、不祥事などが明らかになった場合
少し前の出来事だと 日産自動車 や 三菱自動車 など、その企業の信用を毀損するようなことがあれば、なるべく早めに売却してダメージを少なくしましょう。
あなたの大事なお金を不正をする企業などに投資してしまってはいけません。
③株価が大きく値上がりしたとき
これは現時点で迷っている人もいるかと思います。
少し前の株価の2~3倍になっている銘柄も少なくないからです。
その株価の上昇が一時的なものであると見極められれば一旦売却し、下がったタイミングで買い直してもいいと思います。来年の新NISAの成長投資枠で買うという選択肢もあります。
また全部売却しなくても、半分だけ残す、株主優待分だけ残す、投資元本分だけ残すといった戦略もあると思います。
どうでしょうか?
結論としては、高配当株の売却は考え方や銘柄によると思います。
ただ、その個別銘柄に明確な好材料がないのに、日本株全体の上昇に引っ張られて上がっているだけなら、利益確定してしまっていいのかなと思います。
いずれにしても投資で100点満点を取ることはできないと思ったほうがいいです。
投資の市場から退場しないように、平均で60~70点くらいを取れればいいのではないでしょうか?
それでたまに80~90点とか取れればいいし、30点以下をなるべく取らないようにするのが大事だと思います。
お金は自由の土台です。そして自由に生きるためにはお金は避けて通れない話題であり、お金がなければ自由には生きられません。
学んで、行動して経済的自由への道を切り開いて、自分が自分らしく生きるために人生を構築していきましょう!
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