前回、旭日50銭銀貨で自家トーン加工をした んですが、銀貨全体にトーン加工が入ってしまいちょっと不満でした。
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がっつりトーンが入ってしまったので、もうちょっと外周側だけとか上品な感じのトーンにならないかと思案しておりました。
今回 ゆで卵を作る機会があったので試してみようと思います。
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使うのは前回と同じ 旭日50銭銀貨です。
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年号は 明治40年になります。
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今回は娘が遊んでいるシールを使います。2枚ほど失敬してきました。
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50銭銀貨中央部に貼り付けます。
こちらは ペンギンさん、
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旭日側はひまわりさんです。
ゆるい感じのキャラクター貼り付けて可愛い感じ出してんじゃねーよ
と思われるかもしれませんが、このキャラクターはトーン加工上、重要な意味があります。
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前回同様 こんな感じで加工治具に載せます。
キャラクターのシールを貼ることでコインの円周方向の位置が目視で確認できるんですね。
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前回と同じ道具を使います。
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卵も 20分以上 加熱して ゆで卵にします。
今回はめんどくさいのでティファールのケトルに入れっぱなしにして作りました。
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ゆで卵の殻を剥き、白身と黄身をよく潰して混ぜ込んでから 治具にセットした銀貨を置きます。
銀貨の変色の具合を見ながら銀貨を回転させて なるべく 均一に変色するように調整します。
今回は時間を決めずに 銀貨の変色具合を見ながら調整しました
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下側に近い方がより変色が強くなります。
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ある程度 変色したんで 一度引き上げます。旭日側の面の方が変色が強いですね。
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シールを剥がしてみます。
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シールを境にトーン加工の濃淡が激しくついてしまいますが 想定内です。
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日焼けの痕みたいな感じですね。
この濃淡をなるべくソフトな感じにするように加工します。
グラディエーションをつけるような感じですね。
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今度はシールを剥がした状態で全体をトーン加工します。
トーン加工力が落ちてきたら卵を再度 混ぜ合わせるとある程度復活します。
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変色しすぎてしまったところは、中性洗剤をかけて プラスチック消しゴムでこするとある程度 薄くなってくれます。
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再度また全体をトーン加工します。
ここでも銀貨を少しずつ回転させて なるべく均一に変色するように加工します。
加工力が落ちてきたら再度卵を混ぜ合わせます。また電子レンジで加熱したりすることでも若干 復活します。
銀貨の変色の度合いを確認しながらトーン加工を進めました。
↓トーン加工前です。
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↓トーン加工後です。
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↓トーン加工前です。
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↓トーン加工後です。
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旭日面側はシールの境がちょっと目立ちますね。
旭日面側の方が変色が強かったのは、銀貨の垂直度合いによるものかもしれません。なるべく まっすぐに立たせた方がいいですね。
画像だと分かりにくいところもあるので動画にしてみました。
PDCAが回っているのか、今までで一番上手くトーン加工できたかなと思います。
次はレインボートーンやオーロラトーンなどを再現できればなと思います。
なお、人工的に付けたトーン銀貨を天然銀貨と偽ってフリマサイトなどで販売するのは詐欺罪にあたりますので絶対に止めて下さい!
以上、参考になりましたら幸いです!
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