【新NISA対応】新NISAと高配当株の相性は最悪なのか?

事業

いよいよ実装が近づいてきた新NISA ですが、新NISAでは成長投資枠で投資信託、上場株式など高配当ETFも購入できます。

これで夢の配当金生活をしようと考えている人も少なくないと思います。

新NISAで国内課税は非課税になるので、配当金が丸々手元に入ることになります。

ただし、米国株などの配当金には外国税10%が掛かります。

いいことばかりの新NISA制度での高配当株投資ですが、インデックス投資などと比較すると大きなデメリットもあります。

それは、高配当株投資は非課税枠を効率よく使えない のです。

非課税枠を満額投資後であっても、分配金再投資型の投資信託であれば、非課税枠内として分配金を再投資し続けられますが、高配当株投資は配当金を非課税で貰ってしまえばそれっきりです。

貰った配当金で再投資をするには特定口座など課税枠でやるしかないんですね。

そういう視点で考えれば、ETFよりも分配金の出ない投資信託の方が合理的なんですね。

自身の資産形成を効率よく行いたのであれば、投資信託一択になります。

ですがただ、死ぬまでずっと資産拡大をしていても仕方がないな、とは思います。

高配当株投資で貰った配当金は、今の自分たちの生活の満足度を上げるために使い切ってしまってもいいと思います。

それは、自分のためだけではなく、家族や友人など、自分にとって大切な人のために使ってもいいと思います。

経済合理性を考えると、高配当株投資の配当金より、インデックス投資の利益を切り崩して使ったほうがいいのですが、果たしてそれができるでしょうか?

死ぬまで蓄財を続けてしまっても何のための人生か分からなくなってしまいます。

投資はあくまでも資産形成のためのツールの一つに過ぎません。

それに振り回されてしまって、本来の人生の豊かさを見失ってしまっては本末転倒だと思います。

自分の人生の目的とは、豊かさとは、幸福とは何なのか?

ひとりひとりの価値観があると思います。

そして私たちはけっして老後のために今を生きているわけではないと思います。

インデックス投資で未来に備え

高配当株投資で現在を楽しむ

そういった使い分けでバランスよく投資をしていってもいいのかなと思います。

お金は自由の土台です。そして自由に生きるためにはお金は避けて通れない話題であり、お金がなければ自由には生きられません。

学んで、行動して経済的自由への道を切り開いて、自分が自分らしく生きるために人生を構築していきましょう!

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