勤め人なら誰しも一度は、会社の給与明細を見ながら、もう少し給料が高ければなぁと思った経験はないでしょうか?
勤め人が収入を増やそうと思ったらどうしますか?
おそらく多くの勤め人は、今の仕事を頑張って出世して給与を上げようと思うでしょう。
仕事を頑張って会社に貢献し、十分な成果を出して評価を取りに行く、そして昇格昇給して基本給を上げる。
おそらく数年単位のスパンで考えて計画しないといけませんが、他部署との立ち回りや、上司との関係性、その時の仕事の相性など、運の占める要素も多分にあるかと思います。
場合によっては仕事でババを引いてしまうこともあるでしょう、上手に責任逃れをしたり、社内の成功者に引き上げて貰うこともあるでしょう。
ですがみなさん御存知の通り、会社はなかなか給料は上がらないんですね。
それはもう会社の構造上の問題でどうしようもないんです。
以前、私が勤めていた会社では、係長になると月の係長手当で15,000円が支給されていました。
1/3は税金社会保険料で引かれるとして、手取りで10,000円ぐらいでしょうか?
月20日労働で換算すると1日500円です。
もちろん会社側は1日500円以上の業務上の責任を要求してきます。
会社が支払いしている金額の対価以上になります。
場合によっては、何十倍もの対価になるかもしれません。
そりゃそうでしょう、会社ですから
会社が損をするような昇格昇給をするはずがありません。
会社が得をするからこそ、その勤め人の昇格昇給を認めたんです。
もし会社が損するような昇格昇給であれば、来年の人事で降格させればいいだけの話です。
仮に勤め人が月の給料を5万円アップさせるとしたら、相当の努力が必要になります。
今の業務の階層を一階級上げるくらいでないと難しいと思います。
仮に給料が上がったとしても、日本は累進課税ですのでより多くを税金で持っていかれ、出世して役職が上がった分に比例するかのように自分の時間も無くなるのです。
無くなるのは自分の時間だけではありません、自分の精神力、行動力、決断力、体力すらも より会社に持っていかれてしまうのです。
会社が終わってから家で家族と過ごす時間、ジムでトレーニングする体力、資産形成の勉強をする精神力、副業に取り組む行動力、そういったものは得られないんですね。
勤め人時代、そういう階層の人と仕事以外の話、仮に資産形成の話などをすると ビックリするほど何も知らなくて驚いたことがあります。
ただし 自分の仕事の話となると異様なくらい精通しておりました。
そういう人はひとりふたりではなく、その階層にいる人達はだいたいそんな感じでした。
しかもその階層に長くいる人ほど より酷い傾向でした。
勤め人は自分の労働力を売るのが商売なので、給与が上がった分の対価として自分の時間が無くなるのは理にかなっています。
結論として、勤め人が会社のみからの給与を上げるには非常にコスパが悪く、他の副収入を持ちましょうと言うことです。
勤め人であっても、自分の労働力という商品以外を売るビジネスを持たなければなりません。
まずは自分の副業として、自分独自のビジネスモデルを作るのです。
まずは100円、100円でいいので、会社以外の副収入を持てるように自分のスモールビジネスを作ってみましょう。
100円でも稼げれば、あとはその規模を大きくしていけばいいんです。
最初は大変です、失敗もするでしょう。
会社で残業したほうが稼げると思ってしまうかもしれません。
それでも諦めちゃダメなんです。諦めたら今までと何も変わらないんです。今日と同じ明日が来るだけなんです。
経済的自由への道を切り開いて、自分が自分らしく生きるために人生を構築していきましょう!
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