勤め人、辛いですよね。
私が以前勤めていた会社は、日系の老舗中堅自動車部品メーカーでしたが、先代社長の経営ミスもあり経営が立ち行かなくなり、抜本的な経営の立て直しを余儀なくされました。
私の感想としては、たまたまこの会社の経営破綻が早かっただけで、どこの自動車部品メーカーも遅かれ早かれ いずれ同じような事態になるなと考えていました。
多くの人材が先の見えない会社を去り、ホワイト寄りだった社風も徐々にブラック寄りになっていきました。
人が減ってしまったので、抜けてしまった穴埋めに今までのキャリアやスキルとは全然関係のない人が充てがわれることも頻繁に起きていました。
給料は年々ほとんど変わらないのに、やらなければいけない仕事量はどんどん増えていきました。
昔は5人のグループでやっていた業務が、4人へ、3人へと減らされていき、気付けば1人でやっているということもザラでした。
まあ、私としてはこの会社にいい加減に見切りを付けた感じでした。
なぜそこまで辛い仕事をやり続けないといけないのでしょうか?
『仕事は辛いのが当たり前のことだから』
『家族を養って、おまんま食べていくためには当たり前のことだから』
そのように考える人があまりにも多いと思います。
仕事のためには自分のことはおろか家族ですらも犠牲にする。
自分の人生を豊かにしてくれない仕事、ましてや家族を犠牲にする仕事なんていらなくないですか?
苦しいことに無理に頑張る力
嫌なことにひたすら耐える力
そのような力は経済的な成功要因としては不必要な力なんです。
仕事は辛くて当たり前と考えてしまうのは、仕事や働くことそのものが嫌なのではなく、今の会社で仕事が嫌になってしまうような働き方をしているのが原因なんです。
お金のためにやりたくもない仕事をやり続けて人生を浪費するのはまさにお金の奴隷です。
他人に決められた やりたくないもない仕事に耐え、ダラダラ続けて資産形成をするより、自分の本当にやりたい仕事をして資産形成をする方がよくないですか?
仕事をする上で、充実感より、苦行感の方が強い人はなるべく早い段階で、全力で軌道修正するべきです。
やりたくもない仕事に耐えて10年後に資産形成をするより、自分のやりたい仕事、楽しく過ごせる仕事で30年後に資産形成する方がよくないでしょうか?
一度しかない自分の大切な人生です。
学んで行動して経済的自由への道を切り開いて、自分が自分らしく生きるために人生を構築していきましょう。
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