【群馬県太田市】伝説のテーマパーク三日月村の園内専用寛永通宝を入手しました‼️

日常
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以前から気になっていたものを手に入れることができました。

群馬県太田市にある歴史テーマパーク「三日月村」。
ここで江戸時代の旅人気分を味わうのに欠かせないのが、園内専用通貨の「寛永通宝」です。

1枚100円で両替できるこのコイン、単なるおもちゃと侮るなかれ。

手に取ってみると、その「ずっしり感」と「渋い風合い」には並々ならぬこだわりが感じられます。

よく見ると 外周側の平部分には、応力が逃げられなかったような歪みが見られます。

側面(エッジ)を詳しく観察しました。

鋳造(キャスト)品であれば全体が均一な質感になりますが、このコインの側面には、プレス加工特有の「せん断面」と「破断面」の2層構造が確認できました。​

つまり、このコインは「金属の板を巨大なプレス機で打ち抜いて作られた」現代の工業製品なのです。

重量は7.13g です。

水中での重量は0.83g、

比重を測定したところ、結果は 「8.59」

​この数値、実は非常に興味深いものです。

  • 真鍮(黄銅): 8.42 〜 8.70
  • 本物の古銭(良質な銅銭): 8.4 〜 8.8

​なんと、最も状態が良い時期の本物の寛永通宝とほぼ同じ比重でした。

この数値から、素材は「真鍮(黄銅)」であると特定。

手に持った時のリアリティは、この絶妙な比重設定から来ているようです。

プレス品でありながら、なぜ砂型で焼いたような「ザラつき」や「渋み」があるのか?
そこには高度な後処理の工程が見て取れます。

​①金型テクスチャ: 金型自体にあえて砂目のような凸凹を刻み、プレス時にその「味」を転写。

​②バレル研磨: 研磨石とともに回転させ、プレス直後の鋭いエッジをマイルドに丸める。

​③古美(ふるび)仕上げ: 硫化カリウムなどの薬品で表面を硫化させ、使い込まれたような黒ずみを再現。

​検証の結果、このコインは「現代の安全な真鍮プレス技術を使いつつ、江戸時代の質感を極限まで再現した工芸品」であることが分かりました。

特に子供も触れる場所柄、鉛などの有害物質を避け、JIS規格に準ずるような安全な真鍮板を採用している点は、テーマパークとしての誠実なリスク管理の現れと言えるでしょう。

​皆さんも三日月村を訪れた際は、ぜひこの1枚をじっくり眺めてみてください。

そこには、江戸の情緒を支える現代日本の「ものづくり」の技が隠されています。

以上、参考になりましたら幸いです!

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