穴径拡大加工無しでコインリングを作ってみました!

日常
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先日、久々にコインリングを自作したら面白くなってしまい、本日も作製してみました。

これらの有孔貨幣を使ってみようと思います。

今回はこの十銭白銅貨を使います。

大正12年です。

コインリングの作製で最も大変なのは、コインのセンターに正確に穴を開けることです。

こういったコインパンチャーがあれば一発で穴が開けられるので楽なんでしょうが、結構いい値段がします😅

今回は試験的に穴径の拡大加工無しでコインリングを作ってみようと思います。

5mmほどの穴径を18mmぐらいまでプレスで広げる必要があります。

それではやっていきましょう!

まずはバーナーで入念に熱処理をします。銀貨の熱処理はだいぶシビアでしたが白銅貨はざっくりで大丈夫です。

火中品みたくなりました😅

プレスを使ってこの穴をどんどん広げていきます。

一度に大きく変形させると亀裂が入ってしまうので、ある程度 変形したら熱処理で内部応力をリセットします。

1回の変形量はこのぐらいが限界です。

2回ぐらいの熱処理をして、ここまで変形させました。

穴径側のエッジに微小なクラックが入ってしまったのでベルダーで削り落としました。

ちょっと変形量が多かったのか、元々の穴に亀裂があってノッチ効果が発生したのか…

とりあえず リングストレッチャーに ハマるぐらいの穴径にまで拡大できればこっちのものです。

ここでも一度に大きく拡大しようとせずに、ある程度 変形したら熱処理を入れます。

だいぶリングらしい形になってきました。

次は 仕上げ工程です。

こんな感じにリューターにバフ研磨ビットを付け、そこにリングをはめ込んで一気に磨いてしまいます。

完成しました!

なかなかいい感じです。

だんだん短時間で作れるようになってきました😆

もっといろんなコインで作ってみたいですね。

以上、参考になりましたら幸いです!

おまけ

十銭アルミ青銅貨でも、穴径拡大加工無しで作ってみました!

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