某銀狩系インフルエンサーの影響で、以前より欲しかったウォータイムニッケルをようやく手に入れました!
年号は1943年です。
ミントマークは S なので サンフランシスコ造幣局製ですね。
重量は4.91g でした。
ちなみに これが通常のニッケルで
ミントマークはありません。
重量は4.99g でした。何個か通常のニッケルを測定したんですが結構 ばらつきがありました。
そもそも ウォータイムニッケルとはどういったものなんでしょうか?
ウォータイムニッケルとは、第二次世界大戦中の1942年から1945年にかけてアメリカ合衆国で発行された5セント硬貨のことを指します。
この硬貨は、通常のニッケル(ニッケルを含む5セント硬貨)とは異なり、金属資源の不足を受けて特別な合金で製造されました。
硬貨の構成
ウォータイムニッケルは、以下の成分で構成されています:
- 銅: 56%
- 銀: 35%
- マンガン: 9%
このような合金の使用は、戦時中の金属供給の制約に対応するためのものでした。
硬貨のデザインは、表面にトマス・ジェファーソンの肖像、裏面には彼の邸宅であるモンティチェロが描かれています。
このデザインは、通常のジェファーソンニッケルと同様ですが、合金の違いにより見た目や質感が異なります。
流通と希少性
ウォータイムニッケルは、戦争中に流通していたため、通常の硬貨よりもややくすんだ外観を持つことが多いです。
これは、硫黄やその他の要因による緩やかな腐食が影響していると考えられています。
また、特定の製造年やミントマーク(デンバー「D」、サンフランシスコ「S」、フィラデルフィア「P」)によって、希少性が異なります。
特に1942年Dのものは流通量が少なく、高額で取引されることがあります。
コレクターの人気
ウォータイムニッケルは、コレクターの間で非常に人気があります。
保存状態が良好なものや、特定の年に発行されたものは高値で取引されることが多く、数百円から数千円程度の相場が一般的です。
特に、オリジナルの状態を保っているものや、付属品が揃っている場合は、さらに高額での取引が期待できます。
このように、ウォータイムニッケルは単なる通貨としての役割を超え、歴史的な価値やコレクターズアイテムとしての魅力を持つ硬貨です。
以上、参考になりましたら幸いです!
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