勲章コレクションの一環で 日本赤十字社の銀色有功章と金色有功章を入手しました!
右側が銀色有功章、左側が金色有功章になります。
どちらも高品位銀製になります。
日本赤十字社の有功章とは、永年に渡り赤十字奉仕活動に従事した者、高額な社資の拠出者・寄付者、及び献血に貢献した者などを対象に授与する記章のことなんです。
日本赤十字社の創設者である佐野常民と共に活動した大給恒は、1875年に勲章従軍記章の制定に貢献しました。
彼の提案により、1888年には日本赤十字社の功労者に贈られる最高の栄誉、有功章が制定されました。
この章は宮内省の認可を受け、天皇皇后に報告された後、皇后から贈られる桐竹鳳凰のデザインが刻まれています。
初めて有功章が授与されたのは、1888年10月26日に上野で開催された国際赤十字創設25周年の記念式典でした。この式典で、皇后陛下の御前で小松宮彰仁親王から贈られました。
明治天皇が授与者リストを事前に確認されたことも史料に残っています。
この伝統は現在も続いており、有功章の受章者リストは宮内庁に事前に提出され、全国赤十字大会において皇后陛下からの代表授与が行われます。
金色有功章の贈呈基準は、赤十字奉仕団等の活動による場合は、20年以上従事した者、寄付による場合は50万円以上の社資の拠出者・寄付者がその対象となります。
銀色有功章の贈呈基準は、寄付による場合は20万円以上の社資の拠出者・寄付者がその対象となります。
銀色と金色では勲章の重さに差があります。
重さの差は 勲章の厚みの差みたいですね。上側が金色有功章です。
どちらの勲章もフリマサイトで2000円台で手に入れました。
金色有功章は1トロイオンス銀貨並みの銀量を使っていると思われるので、安く手に入れられればかなりお得だと思います。
なかなか目にすることのない勲章ですが、安く売られていたら購入してみてもいいかもしれませんね😆
以上、参考になりましたら幸いです!
コメント