私達が長年積み立てた年金は、GPIF(Government Pension Investment Fund) という年金積立金管理運用独立行政法人によって管理・運用されています。
GPIFは国民年金と厚生年金の積立金の管理・運用を行う独立行政法人なんですね。
この組織は世界最大規模の機関投資家として知られており、国内外の株式や債券などで分散運用されています。
GPIFは世界中の資産に投資運用して、資金を増やすことが仕事です。
GPIFの基本ポートフォリオです。
国内債権、外国債券、国内株式、外国株式、それぞれが約25%ほどの割合で運用されています。
そして2001年度以降の累積収益は132.4兆円にもなっているんですね。
しかも収益率は年率4%ほどを確保しているんです。
2019~2020年度のコロナショックのときは流石に下落がありましたが、それほど大きなものでは無く即回復しています。
また、ここ半年ほどの収益の増加は目を見張るものがあります。
外国株式のベンチマークは MSCI ACWI(除く日本)です。
ACWIはオール カントリー ワールド インデックスで、全世界株のことです。
私たちが将来貰う年金は、このような投資による運用で支えられているんです。
配偶者や家族など、身内に投資への理解がない人がいると苦労しますよね。
特に投資はギャンブル、元本保証の貯金が正義と考えている人などです。
こういった投資をしない人に資産運用の重要性を説くのに、年金運用の収益実績の例を出してみるのもいいと思います。
投資を勧める方法に悩んでいる方はぜひ参考にしてみてください。
お金は自由の土台です。そして自由に生きるためにはお金は避けて通れない話題であり、お金がなければ自由には生きられません。
学んで、行動して経済的自由への道を切り開いて、自分が自分らしく生きるために人生を構築していきましょう!
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