メキシコのバイメタル銀貨を手に入れました!

日常
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フリマサイトで こんなものを購入しました。

メキシコのコインセットです。

お目当てはこのコインですね、バイメタルのコインです。

バイメタルの10ペソコインですが、年号によってはコインの中央部分が品位925の銀で作られています。

年号はどちらも1994年です。

バイメタル銀貨のスペックとしては下記になります。

タイプ標準流通硬貨
年号1992-1995
価値10新ペソ
通貨新ペソ
構成バイメタル: アルミニウムブロンズリングの中央に銀品位925
重さ11.18g
内側925銀は5.604 g
直径27.71mm
厚さ2.36mm

重量も問題ないレベルです。

表面には、メキシコの国章である、サボテンの上で蛇をくわえている鷲が描かれています。

メキシコの国章に描かれている「蛇をくわえた鷲」は、アステカ神話に基づく象徴です。

この伝説によれば、アステカの民は「サボテンの上で蛇を食べる鷲がいる場所」に都を築くよう神託を受けました。

その結果、彼らはテスココ湖の島でその光景を見つけ、現在のメキシコシティにあたるテノチティトランを建設しました。

この図柄は、アステカ文化やメキシコの独立とアイデンティティを象徴しています

裏面の中央には、火の仮面をつけたトナティウを表す太陽石の円があります。

メキシコの「太陽石」(アステカ・カレンダー)は、中央に太陽神トナティウの顔を描き、アステカの宇宙観や歴史観を象徴しています。

この円盤は、宇宙が経た4つの時代(ジャガー、風、火の雨、水)と現在の第5の時代「地震の太陽」を表しています。

トナティウの舌は黒曜石のナイフを象徴し、人間の血と心臓が太陽を支えると信じられていました

周囲のリングの上部中央には額面、左側には鋳造年、右側にはメキシコ造幣局のシンボル「M」、下部には銘文があります。

1つのコインが色々なことを教えてくれますね。

以上、参考になりましたら幸いです!

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