​【保存版】2026年4月から手取りが減る?「隠れ増税」の正体と、過酷な時代を生き抜くための資産形成術

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​最近、給料は少し上がったはずなのに、なぜか生活が楽にならない……。

そう感じている方は少なくないはずです。残念ながら、その感覚は正解です。

現在の日本は、額面の給与が増えても、それ以上に社会保険料や物価が上昇する「ステルス負担増」の真っ只中にあります。

​さらに追い打ちをかけるように、2026年4月からは新たな負担増が決定しています。

今回のブログでは、2026年から始まる「隠れ増税」の全貌をわかりやすく解説し、私たちが自分の資産を守り、増やしていくために今すぐ始めるべき具体的な取り組みについて、徹底的に深掘りしていきます。

​1. 2026年4月の衝撃:新設される「子ども・子育て支援金」とは?

​2026年4月から、私たちの給与明細に見慣れない項目が追加されます。

それが「子ども・子育て支援金」です。

​〇 なぜ「隠れ増税」と呼ばれるのか?

​この制度の巧妙な点は、新しい「税金」として徴収するのではなく、私たちがすでに支払っている「公的医療保険(健康保険)」に上乗せして徴収されるという点です。

​「少子化対策のため」という名目ですが、税金ではなく保険料に紛れ込ませることで、国民の心理的抵抗を下げようとしているのではないか、と多くの専門家やネット上でも批判が集まっています。

​〇 具体的にいくら引かれるのか?

​政府の試算(年収別)によると、初年度の月額負担感は以下の通りです。

​・会社員(健保組合など): 平均月550円程度

・自営業者(国保): 平均月300円程度

・後期高齢者: 平均月200円程度

​月500円くらいなら大したことないと思うかもしれません。

しかし、注意が必要なのは、この金額は2028年度にかけて段階的に引き上げられることが決まっている点です。

最終的には年間で1万円前後の負担増になる世帯も珍しくありません。

​さらに、この支援金は「労使折半」です。

企業側の負担も増えるため、その分、社員の「本来上がるはずだった昇給分」や「ボーナス」が抑制されるという、目に見えない形での影響(実質的な賃下げ)も懸念されています。

​2. 医療費の負担も増える?「高額療養費制度」の改定

​手取りが減るだけでなく、万が一の際の「支出」も増えるのが2026年の恐ろしいところです。

​〇 高額療養費制度の上限引き上げ

​日本には、1ヶ月の医療費が一定額を超えた場合に、超過分を国が負担してくれる「高額療養費制度」という非常に優れた仕組みがあります。

しかし、この自己負担上限額が2026年8月から引き上げられる見込みです。

​特に中所得層(年収約370万〜770万円)への影響が大きく、現在は月約8万円が上限となっているケースでも、改定後は段階的に月11万円程度まで負担が増える可能性があります。

​「健康なときは関係ない」と思いがちですが、事故や急病は誰の身にも起こります。

これまでは「月8万あればなんとかなる」と言われていた生活防衛資金の基準を、少し引き上げて考える必要が出てきました。

​3. なぜ働いても豊かになれないのか?「実質賃金」の正体

​ここで、より大きな視点で現状を整理しましょう。

なぜ私たちはこれほどまでに閉塞感を感じているのでしょうか。キーワードは「実質賃金」です。

​・名目賃金: 給与明細に書かれている金額。近年は数パーセント上昇傾向にある。

・実質賃金: 額面給与から物価上昇分を差し引いた、本当の「購買力」。

​悲しいことに、日本の実質賃金は長らくマイナス圏を推移しています。

つまり、「給料は3%上がったけれど、スーパーの食品や電気代が5%上がったので、去年より貧乏になった」という状態が続いているのです。

​物価上昇は「複利」で効いてきます。

毎年2%ずつ物価が上がれば、10年後には通貨の価値は大きく目減りします。

現金を銀行に預けているだけでは、実質的に資産が減り続けているのと同じなのです。

​4. 過酷な時代に資産を守り、増やすための具体的アプローチ

​国や制度の文句を言っていても、私たちの通帳の残高は増えません。

大切なのは、「自分にコントロールできること」に集中することです。

今後、私たちが取り組むべき資産防衛・形成術を5つのステップで紹介します。

​ステップ①:家計の「支出の聖域」にメスを入れる

​節約は最大の投資です。

なぜなら、節約で浮いたお金には税金がかからないからです。

1万円を投資の利益で得ようとすれば、現在の税制では約1万2500円の利益を出す必要がありますが、1万円の支出を削れば、そのまま1万円が手元に残ります。

​・通信費の再点検: 格安SIMへの乗り換えは当然として、今のプランが最適か再度確認しましょう。

・保険の見直し: 高額療養費制度が改定されるとはいえ、依然として日本の公的保険は強力です。過剰な民間保険(医療保険・生命保険)に入りすぎていないか、再度見直しましょう。

・サブスクの整理: 月数百円のサービスも、積み重なれば支援金の負担増を優に超えます。

​ステップ②:生活防衛資金を「アップデート」する

​医療費の上限引き上げや、物価高による急な出費に備え、現金のクッションを厚くしましょう。

​・目安: 生活費の6ヶ月分〜1年分。

・理由: 投資をしている最中に急な現金が必要になり、暴落局面で資産を切り崩さざるを得なくなる事態(投資からの退場)を避けるためです。

​ステップ③:新NISAをフル活用し、世界経済の成長に乗る

​増税や物価高に対抗する唯一の現実的な手段は、「資産にも働いてもらうこと」です。

​・インデックス投資: 全世界株(オルカン)や全米株(S&P500)など、低コストの投資信託をコツコツ積み立てましょう。

・無理をしない継続性: SNSでは「最速で1800万円埋めるべき」という声も目立ちますが、大切なのは「継続」です。月1万円でも、5000円でも構いません。自分のリスク許容度の範囲内で、何があっても売らずに持ち続けることが、20年後の大きな差になります。

​ステップ④:インカムゲイン(配当金)という心の支えを作る

​インデックス投資だけでなく、配当金を得られる投資(高配当株投資など)を組み合わせるのも一つの戦略です。

​・メリット: 手取りが減る中で、口座に直接振り込まれる「現金」は、精神的なゆとりを生みます。

・再投資の選択: 受け取った配当金を生活費の補填に回すのか、さらに投資に回すのか、その時々の状況に合わせて選択できる自由が生まれます。

​ステップ⑤:最強の資産「人的資本」を最大化する

​究極の資産防衛は、あなた自身の稼ぐ力を高めることです。

​・スキルアップ: 副業や転職、専門スキルの習得など、入金力を高める努力を続けましょう。

・健康投資: 2026年からは医療費の自己負担も増えます。「病気にならないこと」は、今後さらに高い経済的価値を持つようになります。食生活や睡眠、運動への投資は、将来の大きな節約に直結します。

​5. 資産形成の「罠」に注意:豊かさの本質を見失わない

​資産形成を進める上で、陥りやすい罠があります。それは「将来の安心のために、今の生活を犠牲にしすぎること」です。

​「投資で儲かった金はすべて再投資に回すから、生活はずっと苦しいまま」というゾーンに入ってしまうと、何のために働いているのか分からなくなります。

​資産形成は、あくまで人生を彩り豊かにするための手段です。

たまには自分へのご褒美(予算の範囲内)を認め、現在の幸福度を下げすぎないバランス感覚が、長期投資を成功させる秘訣です。

​6. まとめ:2026年を「格差」の起点にしないために

​2026年4月からの負担増は、確かに喜ばしいことではありません。

しかし、制度を知り、対策を立てている人と、何も知らずにただ給与明細を眺めている人とでは、数年後に取り返しのつかないほどの格差が生まれます。

​「制度は変えられないが、自分の行動は変えられる」

​これが、不透明な時代を生き抜くための唯一の真理です。

まずは今日、自分の給料から何がいくら引かれているのか、給与明細を1行ずつ確認することから始めてみてください。

そして、月500円の負担増に怯えるのではなく、その500円をどうやって守り、将来の10万円に変えるかを考え、小さな一歩を踏み出していきましょう。

​あなたの資産を守れるのは、国でも会社でもなく、あなた自身なのです。

​※免責事項:本記事は情報提供を目的としており、特定の投資手法を勧誘・保証するものではありません。資産運用に関する最終的な決定は、ご自身の判断で行ってください。

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